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納豆作ります 5 自家製納豆できあがり

藁で包んで作る方法を試しましたところ、失敗しながらもそれらしいものができました。

しかし本当に藁についた納豆菌が繁殖しているのか心配だったので、信頼できそうなところから取り寄せた納豆菌でも作って味や粘り気を比較することにしました。


納豆菌を購入

今回取り寄せた納豆菌は宮城野納豆菌というブランドのものです。

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複数ありましたが、商品の安全性が高いという謳い文句を信用して購入しました。

50ml入りで乾燥大豆10㎏の納豆が作れて1980円と、コストを無視して良さそうなレベルの安さでした。

これでうまく行くなら藁を買わなくても済みますし、藁を殺菌して藁苞(わらづと)を作るのも面倒ですし、これでもいいかなと思います。

今回は100gの乾燥大豆を使って作ることにしました。

経験では100gの乾燥大豆が水を吸って240gになりますので、市販の40g入り納豆6パック分を作ることができます。

今回行った作業

商品に付属の説明書に従い容器類や箸をアルコール消毒(熱湯消毒でも可)しました。

アルコール消毒した容器、計量カップ、箸

豆を圧力釜で煮ること15分、十分柔らかく発酵に適した煮豆が出来上がりました。

圧力釜で煮た豆

前回は30分煮ましたが、柔らかくなり過ぎたので時間を少なくしました。

皿に移して納豆菌を振りかけて混ぜる


水を良く切り、適当な大きさの皿に移して納豆菌0.5ml(乾燥大豆100g分)を振りかけてよく混ぜます。

正確に0.5mlを計量するのが難しいですので目分量です。

グラタン皿に広げた状態

これをアルコール消毒したグラタン皿に広げて上からラップをしました。

ラップして爪楊枝で穴を数か所開ける

ラップに爪楊枝で数か所穴をあけ、納豆菌が呼吸できるようにします。

保温器の中にセット

これを50℃のお湯を入れた500mlペットボトル3本入り保温器の上に置き、上から包み込みます。

プチプチをアルコールで拭いてから被せる

グラタン皿に触れる部分のプチプチもアルコール消毒しました。

これで上から蓋をして一昼夜寝かせますが、ペットボトルのお湯は数時間で室温程度になりますので、お湯を取り換えるか後でホッカイロを入れるかした方が良いです。

私は6時間後にホッカイロを2つグラタン皿の両脇に入れました。

24時間後

24時間後に取り出した時の様子

表面に白い膜ができて納豆らしくなっていました。

表面に納豆菌と思われる白い膜

この後、冷蔵庫で12時間寝かして熟成させるのですが、確認のため少量取り出してみました。

納豆っぽく糸を引く煮大豆

確りと糸を引いていてねばねば感が出ています。

藁で作った前回の物より粘り気が強いようですが、それでもまだ粘り気が足りないように思います。

おそらく熟成させれば市販のものと同じようになると思います。

食べてみると、確かに納豆のような味です。

やっとうまく行きました。

費用対効果

納豆菌 50ml 1980円
大豆 1㎏ 2200円
ホッカイロ 30袋 800円前後
光熱水費 不明

光熱水費や手間賃を無視すると、2400g(約2か月分/人)の納豆を2800円ほどで作れる計算になります。

光熱水費を入れても2か月で3000円程度(1500円/月)でしょう。

これを1パック40グラム入りの市販納豆で賄おうとすると、1パック100円として6000円(3000円/月)かかります。

結構お安くできます。

しかも天然の納豆菌と国産無農薬大豆で作る納豆ですので安全性は高いです。

これと同等の市販品を購入するとなると、スーパーの納豆の倍以上の金額になります。

いくら健康のためとはいえ、納豆に6500円/月かけられますか?

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少し手間はかかりますが、これなら作り続ける価値はありそうです。

おしまい



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