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【2023年振り返り】有意義だったお金の使い方を3つ挙げてみた

早いもので、すでに師走である。
今年一年を振り返り、新たに買ったモノ・新たな経験などの中から、筆者にとってインパクトのおおきかった=とくに有意義なお金の使い方だったと感じられるものを、厳選して3つ紹介する。



その1:iPad Pro11インチ(第3世代)+Magic Keyboad

2023年、間違いなく一番高い買い物。
しかしその分、2023年に一番使用したモノである。

Paperpileを使用しての論文講読、Good Notesをもちいての授業メモ、修士論文の下書きなど、ありとあらゆる場面で使用している。

Officeソフトは、やはりPC版の方が格段に使いやすいのだが、ひたすら文字を打ち込んでいく作業については、PCでもiPadでも(筆者にとっては)大差ない。

荒削りの執筆はiPadで(もちろん、PCを使うこともあるが)気軽におこない、自宅や研究室で、PCを使って整形する。
そして、それを毎週1回の論文指導(授業の名前は「研究指導」)の際に提出し、指導教員からコメント等をいただく。

このコメントをメモし、さらに翌週の研究指導のために、論文を講読し、下書きを修正する。

下書きは、全てOne Drive上に保管しているため、いつでも、どこでも論文執筆ができる。
iPad Pro+Magic Keyboadの導入は、クラウド同期の良さを、改めて実感させてくれた。

もちろん、毎日USBにデータをコピーし、バックアップをとっておくことも忘れないようにしている。
さらに、母艦である自宅のiMacには、修士論文の下書きだけをローカルに保存する設定にしており、One Driveのデータにアクセスできない・データが欠損しているといった、クラウド上での管理にはつきものの「リスク」に対処している。


その2:ニッカウヰスキー余市蒸溜所への見学

筆者にとって、ウイスキーに目覚めるきっかけとなったのが、2023年3月上旬の、北海道1週間ひとり旅である。

旅の主たる目的地は小樽であったが、小樽からすこし足を伸ばせば、余市の蒸溜所に行けることがわかった。

そのときは、NHKの朝ドラ「マッサン」の舞台であるということくらいしか知らなかったのだが、せっかく小樽まで来たのだから、と訪れた。


蒸溜所を見学し、試飲をしたことで、お酒に対する向き合い方がおおきく変化した。

成人してから約3年、ほとんど飲酒をすることなくここまで来たのだが、こんなにも奥深い世界が広がっているのか、と衝撃を受けた。

ニッカウヰスキー創業の話も含め、たった数時間で、ニッカウヰスキー、そしてウイスキーが大好きになってしまった。


電車で来ているので、心置きなく試飲もできる。

ウイスキーというたった一つのカテゴリでも、銘柄や飲み方、ボトルデザインなどが多様で、見ていて、飲んでいて飽きない。

試飲とはいえ、いきなり度数の高いお酒を飲んで大丈夫かと心配していたが、外の景色を眺めながら、酔いがまわっていくのを楽しみながら、ゆっくりと飲むことの楽しさを知ってしまった 笑

試飲できた3種類。シングルモルト余市・スーパーニッカ・アップルワインである。


正直、そのとき、銘柄の違いによる味の差異というは、よくわかっていなかった。
「テイスティングノートって何?」という感じであったので、我ながらよく見学に行こうと思い立ったものである 笑


ただ、亡きリタを偲んで作られた、というストーリーも込みで、「スーパーニッカ」への思い入れが、自分のなかで強くなってきたことを記憶している。


そして、試飲後に訪れた、蒸溜所敷地内にある「ニッカミュージアム」で、またさまざまな知識を得た。

ここで、スーパーニッカへの愛着というか、思い入れが増し、自分の人生の転機となったアイテムとして、スーパーニッカがより深く位置づけられていった。

もはや、芸術の域である。


ウイスキーに出会うことができて、本当によかった。

片道440円の切符が、筆者の世界をおおきく変えたのである。

往復880円、アルバイトで1時間もシフトに入れば、お釣りが来るような金額だが、今になって考えると、間違いなく有意義なお金の使い方であった。


筆者が参加したガイドツアーは、試飲も含めて無料で開催されているため、小樽を訪れた観光者には、是非とも足を伸ばしてみることを勧めたい。

飲み足りない方は、ニッカミュージアム内に、別途有料試飲ができる場所が設けられているのでこちらもぜひ。



その3:沖縄旅行


2023年11月に、初めて訪れた沖縄。
JALの国内線タイムセールで、名古屋から片道9000円くらいだった。

何の気なしに訪れた沖縄であるが、食事も文化も歴史も、全てひっくるめて大好きになった。

瑞泉酒造で購入した泡盛「おもろ 10年」も、最近よく飲んでいる。

いくつか試飲させてもらったあと、「ウイスキーとはまた違った味わいを楽しめます」というスタッフさんの言葉を受けて、たくさんのラインナップのなかからこれを選択。

黒麹と米の、甘くふくよかな香りが素敵なお酒。
ウイスキーと同じ蒸留酒でも、原材料が異なるだけで、こんなにも違いが出るのかと驚く。


お酒が飲めるようになってから、その土地の地酒やワイン、焼酎などをす記念に買うようになった。
大学院との授業の兼ね合いで、平日はなかなか飲む機会がないため、ビンだけどんどん増えていく 笑


終わりに

今年は、大学院での研究活動も含め、かなり忙しく、また充実した一年であった。

2024年も、引きつづき論文執筆に取り組むとともに、ウイスキーライフをはじめ、さまざまな方面で充実した年にしたい。

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