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【3月9日の子供たち】

昨晩は寝る前から体調が悪い予感がして寝込んでいた。今朝(昼?)11時に一度目が覚めるも体調が回復していない気がしたので再び寝て、途中何度も朧げになりながら最終的に15時半にベッドから出た。
起きたところで特に何もする予定がなかったため、適当に顔を洗ってインスタントのコーヒーを手にして、アパートの向かいの公園に適当に座って日記を書いている。
公園には幼稚園(保育園)児から小学校中学年くらいまでの男女入り混じった子供たちが遊んでいる。
土から盛りでた木の根からジャンプし、母親の手にハイタッチしようとする5歳くらいの女の子。
父親とバッティングをしていたらよその子供三人組が参加して、三人で順番に球を投げ合っている様子。
春先前の昼下がりから夕方前にかけての無邪気な子供たちはこうも純粋で、こうも可愛いくて、こうも尊いものなんだ。
大学生活も半分を過ぎて、子供の頃とは比べ物にならないほど金銭面でも活動範囲面でも自由になった今の21歳だが、僕が去年の夏にタイの離島の野外レイブまで求めに行った自由は、案外アパートの目の前の子供たちの中にあったのかもしれないとふと思った。
自分の人生にはすごく満足しているし、これからも日々幸せに過ごしていけるほどの性格も合わせ持っていて、希死念慮など感じたことはほとんどないが、こういう尊さを眼前にして今日一日の自分と比較してみるとさすがに堪えるところがあるよね。剃り残しの顎髭を爪で弾きながら明日はせめて早くに起きようと思いました。

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