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自分のバンドでのツアー。 必要だったものを詳しくみていく。 3

リハーサル
これは大体2−3時間、ツアーの前に1回やる場合が多い。メンバー全員が世界中を飛び回っているミュージシャンの場合は事前リハーサルなしで挑むことも多いが、できれば事前リハーサルはしておきたい。

リハーサルもやはり事前にセットリストを決め音源を送り、メンバーの労力を最小限にする努力が必要だ。

ソロ部分や、簡単な曲などは短くしたり飛ばし、ややこしいところや大事な部分などに時間を多く取るという工夫も必須。

正直リーダーとサポートメンバーの間で温度差があることがほとんど。リーダーと同じ危機感と責任感で演奏にのぞむメンバーは少ない。

仮にやる気がないメンバーでも最低限のクオリティを保てるように情報や作業量をなるべく少なくすることは重要だ。

事前のアレンジなどで各楽器のパートのフレーズを決めておくのも良いアイディア。

ちなみに僕の音楽はメロディの時は割と各楽器全てやることがきっちり決まっていて、ソロは自由、フォームも決めているがその時の雰囲気で割と自由に変えてもよいという感じにしている。

自由度とキッチリ決められたクオリティの高いアレンジ、どちらも聞かせたいというスタイル。

とくにスケジュールや予算で毎回割とメンバーが変わってしまう場合は、最低ドラムとベースが何を弾くかだけでも決まっているとクオリティが保たれやすい気がする。特にキックとベースのパターンをアレンジやレコーディングの時点で試行錯誤しておくと、ライブでも労力少なくよいクオリティを保ちやすい。

コミュニケーションなどヤル気のケア

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ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…

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