![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108068330/rectangle_large_type_2_e4c3ed1ce694b622671c5bd0da5e9ddf.jpeg?width=1200)
自分のバンドでのツアー。 必要だったものを詳しくみていく。 2
ご飯
これは状況によってかなり変わるが、夜ご飯は割と会場やイベンターが用意してくれる印象。
朝、昼は割とメンバーそれぞれが自分でなんとかすることが多いと思う。
夜ご飯が出なかった場合、みんなでご飯にいくこともあるが、ここで難しいのがリーダーがどこまで負担するか。
僕は運良くたくさんのよいリーダーのバンドで演奏する機会をもらってきたが、僕の経験上リーダー達はバンドのモチベーション、結束などを重視して全ての判断をしていると感じた。
もちろん航空券にホテル、交通手段、メンバーのギャラを全てリーダーが負担するため、メンバー全員のご飯まで毎回全てカバーできる予算のあるリーダーは少ないだろう。
アメリカの文化的は自分のものは自分で払うのが普通なスタイルなのでメンバーはご飯は基本的に自ら進んで払うが、バンドの結束を深めるためライブ前の全員揃った時やツアー最後のご飯などをリーダーがまとめて払うことも多い。
そんな感じでツアーになるとイベンターやリーダーが色々世話をしてくれるのでどんどん気が大きくなってワガママになるメンバーも多いが(ビッグヘッドと呼ばれる)めちゃくちゃ嫌われるので気をつけたほうが良いだろう。
あなたが偉くなったわけではなく、みんな自分の仕事を責任を持ってやっているだけだと気づくとビッグヘッドにはなりようがないと思うがこれだけツアーで豹変するメンバーが多いと、自分も改めて気をつけようという気持ちになる。
リーダーもメンバーも、そしてイベンターも全員がお互いを尊重し合ってよいツアーを作りたいと思う。
ちなみに僕は割り勘のタイミングが分からず割と全部出してしまい予算が苦しくなることが多い。
メンバーも奢られることに慣れてきて、だんだん
『あれ買ってきて』
とか
『これ払って』
などリーダーなのにパシりのようなポジションになることも多い。
優しくすればいいというものでもないのがチームの難しいところだ。
メンバーのギャラ
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/24670343/profile_1f82c74c3d59eb3904ff7f0bd14e377a.jpeg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
泉川貴広のスポットライトの裏側
ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…
いただいたサポートはAccess Art練習合宿の運営費にします。学生、プロミュージシャンを目指す人達向けに月額を限界まで安くしているので、質の高い情報配信の維持をサポートしてくれる方は是非ご協力お願いします!