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久しぶりのヨーロッパツアー。進む監視社会。

ヨーロッパツアーは僕はまだ経験が少なく2回目だが、基本的にはスケジュールが過酷なことで有名だ。

国が密集していて半日ほどで移動できてしまうことも理由だろう。

毎日違う国に行って演奏することを繰り返す。

今回は13日で12カ所回る。
だいたいホテルと会場の往復、後は移動だ。

自分がいまどこの国にいるかもわからなくなってくる。

それでも色んな国と文化に毎日触れられるのは意外と発見が多い。

最初はスペイン。

僕は初めてだが、みんな口を揃えていいところだという。

ご飯も美味しいらしいので、楽しむ暇があるかは置いておいて、そこもポイントだ。

大阪時代、スペイン人とサルサのバンドをやっていたのでスペインの話はよく聞いていたが、朝起きてすぐ家を出て、ドアの前がすぐビーチなのでそのまま海にダイブするなんて言っていたが本当だろうか。

そんな生活してみたいが、僕の生活はそんなのとは真逆だ。

いつもツアーの時は行きの飛行機でドラマがあるが(ブラジル、カナダなど)今回もすでに色々あった。

まず当日サマータイムが終わり起きたら時間が変わっていた。

まぁこれは遅くなっていたので別によい。
むしろ時間に余裕があった。

夜8時の飛行機を目指すが、風の噂で
『今日はニューヨークマラソンの日だから車も電車も動いてない。』

と聞く。

余裕に余裕を持って午後3時に出る。

機材もあるのでいつもはタクシー1択だが、車は怖すぎたので電車に乗ると信じられないほどの大混雑。

改札に入って出るだけでもアトラクションばりのドラマチックさだ。

しかも今回は遠いニューアーク空港だったので大荷物で4回乗り換え。

通常1時間15分の道のりを何と3時間半かかる。

しかし空港についてからは割とスムーズでなんとか飛行機に乗ることができた。

そしていざ飛行機に搭乗。
最近は規制が厳しくなってやたらと搭乗券とパスポートを何回も求められる。

搭乗時にも準備しておき、見せようとすると

『カメラに顔を近づけてください』

 と言われる。顔を近づけると

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