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賢く生きるか。損してでも思う通りに生きるか。モントリオールジャズ編

モントリオールジャズフェスティバルに行ってきた。
モントリオールジャズに呼ばれるのは去年に引き続き2回目。

去年の記事はこちら

去年も思ったがモントリオールのお客さんはアツい。
静かに聞き、演奏の合間には大きな声で盛り上げる。
音楽愛とエネルギーを感じる。

ニューヨークはエンターテイメントが発達しているからかお客さんも受け身ではなく、良いイベントを作る一員という自負を持って演者が最高のパフォーマンスができるような雰囲気づくりをするが、カナダもそれに近いものを感じる。

NYよりもおっとりしていてエネルギッシュだがどこかエレガントな雰囲気だろうか。とても演奏しやすい。

NYからは飛行機で1時間半くらいなので今回も当日入り。

朝10時ごろの飛行機だったが航空機トラブルで朝5時半頃に突然のキャンセル。

時間の変更やキャンセルは良くあることなのだが、今回は当日入りなので割とギリギリのスケジュールだ。

航空会社はエアカナダだったのだが、ニューヨーク-カナダ間は1日3本しかなく、変更後の飛行機は夜9時過ぎ。 確実に間に合わないので航空に連絡をする。

考えていることはみな同じなのでもちろん電話は混んでて繋がらない。
今回のリーダーSarah に連絡するがSarah はカナダに前日入りしているのでまだ起きていないようだ。

基本的にはこういう時はリーダーが責任を負うのであまり僕は気にしなくてもいいのだが、こういう時に人のせいにできないのが僕の良いところでもあり、悪いところでもある。

フェスの担当者に連絡しても早朝すぎて連絡がないので最悪の事態を想定し、ほかの航空会社も併せて当日の飛行機を探す。
演奏は夜10時から。サウンドチェックは夜7時からなので、あまり時間はない。

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ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…

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