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真冬のプエルトリコのツアー 2

続き

ツアーの醍醐味はなんと言っても現地のご飯とお酒。

プエルトリコ在住のアレックスの家族とのパーティーということで現地の手料理が食べられる期待大だ。

ぼくはフィリピンやインドネシアなどの島国の手料理が大好きだ。全く新しいが、どこか日本に通じるものがある。

プエルトリコの郷土料理にも期待に胸を膨らませる。

宿泊先に到着するとすぐに、

『バルコニーにご飯とお酒用意してあるよ』

と言われたが、まずはお風呂。

部屋に着くとまずシャワーを浴びなければ落ち着かないので、はやる気持ちを抑えて体をきれいにする。

満を持してバルコニーへ突入し、半ニヤケで料理を覗くとそこには、

、、ピ、ピザ?

ピザだ。

どこからどう見てもピザ。

なんの変哲もない、アメリカ人御用達のチープなピザ。
冷めているのでオーブントースターで温め直して食べてね、とのこと。

日本だとピザは高価だし特別な時に食べる主役級の食べ物と捉えられてイマイチ思いが伝わらないかもしれないが、

いわば、そうだな、、、

東北に温泉旅行にいって

待ちに待った旅館での初日の夜ごはんでコンビニのシャケおにぎりが2個出てきたような感じだろうか。

まぁ仕事だし、全然いいのだが。
しかし南国の空気に浮かれた気持ちには少し刺さる。

気を取り直してバルコニーでアレックスの家族とのプエルトリコあるある話に花を咲かせていると、突然救世主が現れる。

そう、プエルトリコの現地ビール『メダーラ』だ。

現地の人が毎日飲んでいるキングオブ地元ビール。

現地の雰囲気で現地の食べ物を食べ、現地の人に現地の話を聴く。

これ以上の贅沢があるだろうか。

メダーラの意味を聞くと、
『メダルのようにキラキラしてカッコいいみたいな感じを出しているんだ、ダセーだろ?』

とのこと。

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ニューヨークでプロピアニストとして活動する泉川貴広のステージの裏側、日々の試行錯誤や新しいアイディア、海外のトレンド、音楽ビジネスの動きな…

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