『ブラジルの生活　後半』

南半球は空の星座も違うし夏と冬も逆だ。

とても神秘的だが
ブラジルは冬でも蚊がすごい。

湿気があるからだろうか、ニューヨークではほとんど刺される機会がないのでかなり苦しい。

キンチョールみたいなもので部屋中をスプレーするが体中蚊に噛まれた痕だらけだ。


リオ滞在2日目。まだまだ休みなので夜にタクシーで5分ほどの丘の上へいく。

まさに映画のセットのような不思議な世界。

丘が一つの街のようになっていて、石畳の道路の真ん中に路面電車がドーンと走っている。

道幅は路面電車よりちょっと広いくらい。
その両側にピザ屋やクリーニング屋、バーや家などが所狭しと並んでいる。

ジブリの世界から子供を排除して治安を悪くして100倍くらい汚くした感じだろうか。

ワクワクする街並みなことは間違いない。


丘を登っていくと一つのバーがある。
音楽をやっていたので入ってみる。

こじんまりとしたかわいいバー。
アメリカのようにテーブルもあるがウロウロしながら立って飲む人も多いスタンディング系の場所。

オープンになっているので半分以上の人は外の道に出てたむろしながら飲んでいる。

店に入るといつものように店員さんが笑顔で迎えてくれて、