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看護業界の業務効率化について

久しぶりにnoteを執筆します。今回は業務効率化について少し書いていきたいと思います。
以前も似た様な記事を書きましたが、今回はどちらかというと私の想いになります。

何故ここまで業務効率化と言い続けてきたかというと、それは看護師をしていて、非効率な働き方に辟易としてしまったことがきっかけとなります。

ここで少し、前職の訪問看護ステーションの話をしたいと思います。
前職の訪問看護ステーションでは、業務用のデスクトップパソコン1台、スタッフ用のipad3台がありました。訪問終了時に看護記録をクラウド上で入力し、前回の訪問時の記録を利用者用として紙で印刷してファイリングするということを行ってました。

その為、看護記録を入力後は印刷作業が入ってくることになります。この時点でかなり面倒ですよね笑。本当に面倒でした。

事務所に戻ると1ヶ月の半分以上は、管理者がデスクトップを独占していて、全く譲ってくれません。何をしていたかと言うと、レセプト作成や雑務をしていました。ipadからは印刷出来ない状況だったので、基本印刷はデスクトップから行うことになります。

この様な状況で、スタッフ全員が管理者の顔色を伺いながら、隙を見て印刷するか、自宅に戻って印刷するかの選択に迫られます。

ここまでの話の流れで何かを察した方は、大変鋭いと思います👏

非効率な点

・ipadで印刷が出来ない

・印刷出来る媒体がデスクトップしかない

・そもそも印刷作業自体が非効率

ストレスになる点

・管理者の顔色を伺い続けること

・勤務時間内に業務が終わらないこと

上記の点が挙げられます。これ以外にも、時間外の訪問を無償で数ヶ月行い、それをスタッフが負担したり、ストレス源を挙げるとキリがありません。

業務が終わらない上、コール担当日は、そのまま奉仕の精神全開で、無償サービスを行い、寝不足のまま次の日の勤務に向かうという生活をして、体を壊してしまいました。

ここまでの話を聞いて、「それって普通じゃないの?。あなたの根性が足りないだけじゃないの?。」と感じた方は、めちゃくちゃ看護師に向いてると思うので、どうぞそのままの環境で看護師を続けてください。

私が在宅には保険外サービスが必要だと感じたのも、この様な経験があったからになります。業務を分担して、一人一人に掛かる負荷を軽減し、循環させていくことが、これからの在宅業務には必要不可欠だと思い、保険外サービスを始めようと考えました。

業務効率化はこれ以外も改善しないといけない点が多くあります。次回は在宅現場のバックオフィス化について執筆しようと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

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