介護保険外サービスについて
久しぶりにnoteを執筆してます。昨年の5月以来となるので、noteの使い方も半分忘れてました笑
今回は介護保険外サービス(自費サービス)について書いていきたいと思います。
介護保険外サービスって何?ってなりますよね。日本は国民皆保険制度により、医療や介護を受けるのに保険制度を使うのがデフォルトとなってます。
細かい制度の話をすると著書一冊分でも足りない位の量となるので、今回は割愛させて頂きますが、今回お話するのは、そうした保険適用外のサービスになります。
でもふと思った方もいると思います。「普通は介護にせよ医療にせよ保険を使うものなんじゃないの?。」
そうですよね。普通はそうなると思います。でも実を言うと保険として使えるサービスとそうでないサービスがあります。
例を挙げると
・散歩の付き添い
・趣味の為の外出支援
・庭の草むしりや水やり
上記は介護保険の基準に該当しない項目の為、保険適応外となります。私も以前訪問先で利用者からこんなことを言われたことがあります。
「この後、病院に行く予定だけど、その前に近くのスーパーで買い物したいんだよね。歩いて行くのが面倒だから、あなたの車に乗っけてもらえないかな。」
「庭の草がめちゃくちゃ伸びてしまったから、キレイにしてもらないですか?」
一見すると普通に手伝ってしまいそうですが、これをしてもただのボランティアになってしまいます。その為、こうした事を言われても、お断りするケースが殆どです。もしかしたらサービスでボランティアしてるところもあるかもしれませんが、基本はしません。
こうした保険適用にならないサービスが保険外サービスと呼ばれています。
この保険外サービスと聞いて、こう思った方はいませんか?
「保険外ってことは全額自己負担になるんじゃないの?。それってめちゃくちゃ高くない?」
恐らく日本人なら殆どの方がそう思われたのではないでしょうか。価格だけ見ると、比較対象が保険価格となるので、明らかに割高に見られます。
ただ介護保険を利用したことがある方やご家族様なら経験があるかもしれません。実は介護保険って絶妙に痒いところに手が届かない事がめちゃくちゃ多い制度でもあるんです。
それこそ上記の様なちょっとしたことも加算が取れないので、基本お断りします。利用者側からしてみたら、そんなことも出来ないの?と思われても仕方ありません。
それと同じ位、訪問者も歯痒い思いをしているでしょう。
現代は物を買うことより、より良い体験が出来ることに価値を見出している世の中と言われてます。
その為、本当に必要な状況になった時に、普段は介護保険を利用して、必要に応じてこうした介護保険外サービスを利用してもらうベクトルになってもらえれば、保険外サービスはこれからもっと普及していくと思われます。
在宅で生活をしていると、ちょっとしたお悩みや人生を左右するイベントも出てくることがあります。そうしたことも保険外サービスであれば実現出来るかもしれません。
ただ保険サービスだけで考えてしまうと、諦めなければならなくなることも考えられます。
そんな時の選択肢の一つとして、保険外サービスがこれから普及できる様、自分に出来ることをやっていきたいと思います。
今回は以上となります。不定期にはなりますが、今後も保険外サービスについての執筆は続けていきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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