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20年10月から定期代なくなり実費精算へ

2020年9月を振返ると、新しい生活様式の定着を実感する日々だった。

会社の基本の働き方がリモートワークへ

標題通り10月からリモートワークが基本となり、交通費は定期代支給から実費精算になった。合わせて外部コワーキングスペースの経費精算やキーボードやモニターの割引購入など支援策や、必須勤務時間帯のルール変更も入った。随分思い切った変更だが、私のメインの作業場になっているキッチンテーブルも随分と仕事場環境として揃ってきた感じがある。

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表紙にも載せた写真だけど、(1)(2)のようにノートパソコンを台に載せ、キーボードを別にすることで、良い姿勢で作業ができるようになった。また、ビデオ会議が多くなりずっとワイヤレスイヤホンだと耳が痛くなるので、追加したのが(3)耳を覆うタイプのヘッドセット、(4)は移動可能なスピーカーマイクだ。自分が司会者やメイン討議者の時は、しっかり話せるヘッドセットを使い、インプットが中心のセミナーや部署定例会ではスピーカーフォンを使っている。またタイピングの元原稿や手帳を固定して見やすくするための(5)ブックスタンドも便利。また電子機器が増えているので(6)OAタップを常設するとコンセント数を気にしなくてよくなる。そして、なんといってもキッチンテーブルでのリモートワークの負担はキッチン椅子。オフィスチェアがとても楽だったことを再認識した。そこで誕生日プレゼントとしてニトリで(7)ワークチェアを購入させてもらった。ちなみに、そこに至るまで葛藤として下の写真のように骨盤サポート器具や、無圧布団のテクノロジーが使われた座布団などいろいろと試した。やはり椅子は大事。

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勤務中にYoutuber

いまのお仕事は、部門長の政策スタッフなんですが、従来であればホールを借りて下半期の方針説明をするところ。ところがコロナ禍を受けて今年は動画配信だった。Microsoft Teamsライブイベントという機能を使って、複数のPCとWEBカメラ、マイク、モニターを駆使して、発表者・録画スタッフ・聞き手役のスタッフなどでミニスタジオを会議室内で作った。撮れた動画には字幕スクリプトを編集して付きで配信した。なりたい職業Youtuberに眉をひそめていた自分がまさかYoutuberのまねごとをするとは興味深かった。 

GoToトラベルキャンペーンでワーケーション体験

政府が展開しているGoToトラベルを使って、箱根のホテルにワーケーションに出掛けた。朝からリモートワークしておき、昼休み時間に車で移動すれば自宅から箱根までほぼ1hで移動できる。午後はラウンジで過ごしながら、もしくは早めにチェックインさせてもらえれば、夕方までリモートワーク。家族で夕飯や温泉などを楽しみつつ、翌朝も朝食のあとでチェックアウトまで客室でリモートワーク。昼休みにまた車で帰ってきて何事もなかったように午後の在宅勤務。年休消化0で可能だ。とはいえ、今年から年休取得が法律上も5日以上必須なので無理してやる必要なくなってるけど。

ホテルでは感染症対策として色々な工夫に気づいた。受付はアクリル板付きカウンターで1名のみが記入する、食事の際はフォークナイフとともに大きめの除菌シートが毎回配られるなど。当たり前が変わってきている。

リモートワークで短縮できた通勤時間はどこかへ霧散

・2020年9月は何か忙しくて、平日夜と土日休日の2割しか余暇を有効に使えなかった。ここでいう有効は読書や勉強やスポーツとか家業のお手伝いとか有意義な活動のこと。ちょうどNHK Eテレ 100分de名著で「モモ」を観たが時間泥棒のお話が興味深かった。時間泥棒は、街の人々に効率化して時間を省いてより豊かになることを唆し、徳をするようで結果的に省いた時間が盗まれて人々は殺伐としていってしまう。まさにこれだった。これでは何も再生産されずに枯れてしまう。「モモ」に出てきた本当に価値のある瞬間『星の時間』が大切というのが響いた。


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