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戦略コンサル一般面接の対策(新卒MBB就活)

普段はUX関連の記事しか書かないのですが、今回は久しぶりに戦略コンサル就活について書きたいと思います。
(UX系記事に興味ある方は次回を楽しみにしててください!笑)

この前はケース面接について書いたので、今回は一般面接(behavioral interview)での経験をまとめます。もしケース面接に興味がある方は以下の記事も読んでみてください👇

コンサル面接において、もちろんケース面接の比重は高いですが、一般面接も重視している企業は多い印象を受けました。また僕が受けたのは経営コンサルファーム(マッキンゼー、BCG、ベインなど)ですが、今回の内容はコンサル以外の面接でも代用できるテクニックかなと思っています。

P.S. 現在僕はコンサルなんて全く関係ない世界で生きているUXデザイナーであり、戦コン内部事情は知らないのであくまで僕の経験談です笑


0.一般面接って何? 

正直正しい言葉が分からなかったので「一般面接」と呼んでいますが、要はコンサル面接で聞かれるケース面接以外の全ての質問のことを指しています。「学生時代に一番頑張ったことはなんですか?」のような質問ですね。英語ではCase interviewと区別してBehavioral interviewと呼ばれたりしています。準備と実践においてコツがあると感じたので今回書いています。


1. そもそも一般面接も対策すべきなの?

McKinseyの公式サイトでは、Personal Experience Interview (PEI)という形で一般インタビューも行うことが書かれています👇 同様に他のファームでも一般面接を行うことが書かれているので準備すべきだと思います。

特にケース面接とは違い、準備した内容をそのまま言うことができるので典型的な質問には完璧に答えられるようにしておきたいですね。実際僕自身も面接では準備した内容を質問に合わせて少し調整した程度だったので準備こそが物を言う世界だと思います。

P.S. 実は自己紹介以外の一般面接質問は一切なしで、最終面接までほぼケース面接だけだった企業もあります。


2. 例題集

ここではいくつかネットに載っていた問題をリストにしておきます。(僕が直接経験した問題を書くと問題になりそうなのであくまでネットに出回っている問題を載せておきます...)
McKinseyのホームページにはPersonal Impact, Entrepreneurial Drive, Problem Solving Skills, Inclusive Leadershipがカテゴリーとして挙げられているので、これを基に分類しました。もちろんPersonal ImpactとEntrepreneurial Driveが両立される問題・回答もあるのでざっくりとした分類です。

Personal Impact: チームメイトや友人に良い影響を与えた経験
• チーム内での揉め事を効果的に解決した経験
• 知人やチームメイトの態度や考え方を良い方向に変えた経験
• 自分とチームメイトが極端に異なる意見を持っていた時に双方が納得できる解決策を出した経験

Entrepreneurial Drive: 新しいことに挑戦した経験
• 今まで非効率だったプロセスを作り変えた経験
• 自分自身で目標設定し、その目標に向けての計画を策定・実現した経験
• 人生で一番苦戦した経験とそれを乗り越えた経験

Problem Solving Skills: 問題解決力を示せた経験
• 厳しい時間的制約がある課題やプロジェクトを予定通り遂行した経験
• 大きなプロジェクトを最初から最後までステップを踏んで通した経験
• 論理的に解決策をメンバーに提案し、困難を乗り越えた経験

Inclusive Leadership : リーダーシップを発揮した経験
• バックグラウンド(専攻、国籍、年齢)の異なる人々から成るチームのリーダーをした経験
• 大きな組織のリーダーをした経験
• チームのメンターとしてメンバーの成長を促進した経験

番外:Failure experience:今までで最大の失敗とそれから学んだこと

上記5カテゴリーの質問は公式ページにも載っているだけあり、どこのファームでも頻出の質問でした。今までの面接の印象では、「強いリーダーシップを発揮した経験はなんですか?」くらいの粒度の質問が飛んできて、用意した回答を言うような流れでした。

コツとしては4つくらい自分の中でストーリーを暗記しておいて、質問に応じて一番近い回答を少し調節して出すようにすればいいかなと思います。これすごく大事です。完璧なストーリー予め4つ作っておき、それを質問に合わせて調整するだけです!


3. ストーリーの構成方法・回答例

日本ではあまり馴染みがないかもしれないですが、STARという面接回答のテクニックがあります。STARは
Situation
Task
Action
Result
の略です。この順番にストーリーを組み立てると面接官が理解しやすいとされています。さらに最後に2つ目のR(Reflection)を足してSTARRと呼ばれることもあります。

例えば、完全なる作り話ですが、

Situation:途上国で活動するNPOで貧困層の学生の学費資金援助プロジェクトをしていた時に、資金云々以前に大学で学びたいという意思を持っていない子どもが多いことに気づいた。原因は親の教育への関心の低さだと考えた。
Task:そこでまず親に勉強の重要性と楽しさを理解してもらう必要があると考えた。
Action:結果が簡単に見え仕事にも直結するという理由で、簡単なプログラミングでウェブサイトを作る講座を親向けに週一回開講した。最初は新たな分野を学ぶことに抵抗がある人も多かったが、授業ごとに目に見える成果を出せるようにすることで成長を実感できるようにした。私自身、授業のコンテンツを親たちが形にできるまで根気強く指導するようにした。これを一年間継続した。
Result:するとウェブサイト作りの学習を楽しんでそれを本業にする人も出てきた。結果的に親たちが勉強の重要性と楽しさを感じる機会になった。
Reflection:単純な資金支援ではなく、人々の根本にある意識を変革できてよかった。しかし自分たちで講座を実施してもスケールに限界があるので現地の学校等も巻き込めればと思う。

このようにそれぞれの項目で整理して話すと面接官が理解しやすいと思います。またSituationに多くの時間を割く人が多いですが、面接官が一番関心のあるActionを丁寧に説明するようにしましょう。合計で2分くらいになればいいのかなと思います。

2章で述べた通り、基本は家でSTARRに当てはめた回答を作っていくようにしたいです。自分で回答を作成している時に様々な要素を詰め込みたくて長文になりがちですが、あくまで一要素で2, 3文を超えないようにした方が良いです。話が終わった後に面接官から質問が飛んでくるので、その質問に合わせて他の要素も小出しにできればいいのかなと思います。小出しにしたい話のリストは持っておいても良いかもしれないです。

ただどうしても予期していない質問が飛んでくることもあります。そういう時も頭の中でSituation, Task, Action, Result, (Reflection)の流れで話すようにするとスムーズに進むと思います。


4. 評価基準

内部の人ではないので予想で書きますが、以下の3つが基準なのかなと思っています。

1. 深い経験を持っているか
そもそも話す内容が薄っぺらくないかということなのですが、もう現時点でどうすることもできない気もします笑 なので嘘にならない程度に誇張して話しましょう。。。

2. ストーリーを綺麗な流れで伝えられているか
ロジカルに分かりやすく話す力はコンサルに不可欠だと思います。この点は先ほど紹介したSTARRメソッドなどを使うことで対策できます。

3. 落ち着いた態度で答弁できているか
何度も「覚えられるくらい記憶する」ことが大事なんて言いましたが、準備をたくさんすると人間は緊張してしまうものです笑 そしてその緊張は面接官にも伝わってしまいます。コンサルってクライアント企業の経験豊富な人々と議論することが多いと思うので、常に落ち着いた態度で対応できる能力は大事なんだと思います。何人か練習に付き合った友人の中でも焦ってるのが強く伝わってくる人もいたので、「まあ自分なら受かるでしょ」くらいの余裕を持って臨むようにできたら良いです!


5. まとめ

長々と書きましたが、流れとしては
1. 問題のパターンを理解する
2. それぞれのパターンに対してSTARRの流れで回答を作る
3. 自然に話せるように練習する
で準備するのがいいかなと思います。

昔ケース面接についても書いて見たので興味ある方はぜひ読んでみてください。



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