見出し画像

コロナ禍での出入国に必要な手続き・費用まとめ           (6月5日出国6月19日アメリカより 帰国最新情報)

こんにちは。6月6日に緊急でアメリカのシカゴに飛んだ経験から、6月19日に帰国するまで
①日本出国時、②アメリカ入国時、③アメリカ出国時、④日本帰国時、⑤帰国後についてコロナウイルスについての最新の情報を掲載します。

①日本出国時

私が緊急の連絡を貰ったのが2021年6月5日の21時。 次の日に飛ぶ事を決めてから急いで準備をしました。 具体的に出国に必要な書類は以下の通りでした。

1 ESTA申請(アメリカのみ)
アメリカに入国する際に必要なビザです。
通常48時間以上前に申請することが望ましいですが、 ラッキーにも6月5日23時に申請、6日14時に降りました。計画的に申請しましょう。           特にそこのバンクーバー経由で行かれるlazyなお嬢様は本日中に行うことをお勧めします☺︎(8月31日追記)

2 PCRの陰性証明書
72時間以内に医療機関にてPCR検査を受け、陰性の証明書を得る必要があります。出国前国の職員に確認される事はありませんでしたが、チケットカウンターにて航空会社の社員に確認をされました。
私の場合は急用で時間がなかったので、6月6日10時に 羽田空港第1Terminalの東邦病院?にて唾液検査を行い、同日14時には 陰性の書類を貰えました。
羽田空港ではいくつかPCRを行っている機関があるのでご参考まで。成田にもあります。ただ高いので都内で出国72時間前までに証明書出してくれる所が必ずあるのでそこにかかることをお勧めします。
https://covid-kensa.com/haneda.html

https://www.haneda.toho-u.ac.jp/international/information/2020PCR.html

3 航空券
ESTAが降りた旨のメールと陰性証明書を携えてANAのチケットカウンターにて羽田ーシカゴ、シカゴー成田便を購入しました。カウンターではESTA申請が通っていることとPCRの陰性証明書があることを確認してもらい、無事にチケットを購入することができました。

その他空港にてコロナにおける特別な検査はありませんでした。ESTA、陰性証明、航空券、パスポート。 以上4つがあれば出国できます。(6月6日時点)

①日本出国時費用:268740円

⑴ESTA申請費用:7920円
⑵PCR検査費用:38500円→高い
⑶航空券代:222320円

②アメリカ入国時
入国は呆気なく終わりました。機内で配られる入国カードに記入をし、これといった特別なコロナ検査を受けること無く入国できました。
飛行機に乗る際はマスク着用が義務付けられていました。飛行機の中はガラガラ、3つのシートを独占できましたので実質ファーストクラスです。

②アメリカ入国時費用:0円


③アメリカ出国時
ここからが本番です。帰国が1番難関かつ複雑なので詳細に示していきます。
帰国に必要な書類は以下の通りです。

1出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明
2 航空券

いや簡単じゃん!と思ったかもしれませんが、この72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が曲者なのです…。

1 72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明について

政府フォーマットhttps://www.mhlw.go.jp/content/000769988.pdf

よりダウンロード可

画像2

コロナウイルスの陰性を証明する検査にいくつか種類があるのはご存知でしょうか。コロナウイルスの陰性を出すにはただPCR検査を受ければ良いという認識が一般的には広がっていますが、これは厳密には間違いです。

画像2


(https://www.businessclinic.tokyo/archives/2718より転載)

コロナウイルスに罹患しているかを証明する検査は大きく分けて3つあります。(PCR、抗原検査、抗体検査)PCR検査は陰性を証明する1つの検査方法でしかないということです。また中でも検体の採取方法は様々で、
⑴鼻に綿棒を突っ込むやつ
⑵唾液をとるやつ                 に分かれます。

日本政府が入国者に対して課しているのは

①指定の検査方法(鼻または唾液)にて行った検査で陰性を証明し

②陰性であった事を政府が発行する所定のフォーマットに医療機関のサインを添えて提出する事(上に添付)

です。しかも出国前72時間以内に海外で行うということですから、これが想像以上に厄介です。

医療機関にてコロナウイルスの陰性証明を得る事は正直どこでもできます。アメリカはかなり進んでいたので、薬局でも歯医者さんでも検査が行えました。しかしこれらで行なう検査は上記フォーマットに指定されている検査方法ではない事が多いです。例えば私はCVSやwalgreens(日本のマツキヨ的存在)、歯医者さんに検査に行ったのですが、どれも唾液からではなく血液から検体を採取する方法(抗体検査)だったので政府が指定する検査方法ではありませんでした。        陰性証明がされていても採取方法が異なる為に入国を拒否されてアメリカに送り返された日本人の話を聞いていたので、血液での検査は危ないと思い諦めました。

また、陰性が証明されたとしても医者に発行してもらう陰性証明とは別に日本政府が発行する指定のフォーマット(上記添付)に医者にサインして貰う必要があり、これがまた厄介でした。語学堪能な人なら問題ありませんが、未習熟者が現地の病院に検体採取の方法を確認した上で予約をし、医者が発行する証明書に加えて日本政府の紙にサインだけをしてもらうという事はとても難しいと思います。

結局私はシカゴオヘア空港にて鼻綿棒つっこみの  RT-PCR検査を出国48時間前に行い、翌日メールで送られてきた陰性書類のPDF書類をプリントアウト後、シカゴにあるnihon clinc(日本人医者がやってる病院)に持っていき、日本人の医者にサインをしてもらう事で事なきを得ました。

(追記)下記URLのクリニックには陰性を証明する為の検査方法が詳細に記載されています。        また日本入国に必要なサインをネットで受け付けています。アメリカの医療機関で指定の検査で陰性を確認した後、その書類をこちらにメールで送れば安心です。  日中だと所要時間2時間50$で対応してくれます(神)


無事陰性証明を得れば、後は簡単。空港のチェックインカウンターにていつも通り手続きを行います。帰国便はANAだったので手厚く書類の確認をしてくれました。必要書類は

1 政府が発行する指定のフォーマットに72時間以内に陰性が確認されたことを医者にサインしてもらった紙

2航空券

3パスポート

です。

③アメリカ出国時費用:26000円

⑷RT-PCR検査代金: 16000円
⑸nihon clinic サイン代:10000円


④日本入国時
日本入国時は職員の指示に従います。多くの工程を経ますが詳細は指示に従えば問題ないので割愛します。15時に着陸した私は、17時過ぎに空港を出ることができました。

ちなみに

・機内で配られる書類とパスポート類をファイルでまとめる事
・空港内を歩き回るので、相応の靴

を用意すると良いかと思います。また、コロナウイルスの陰陽性の判別を待つまで1時間、陽性かもしれない人と同じ空間にいることになるので可能な方は2重マスクやワクチンの事前接種や出来る方は息を止めていただくなどをなどをするとより安心かと思われます。入国時のPCRは無料です。税金です。

④日本帰国時費用:0円

⑤帰国後


https://www.mhlw.go.jp/content/000802096.pdf


上記URLまたはインターネットで「水際対策」と検索をし、最新の情報を得てください。)

該当する国から帰国した人は空港で陰性が確認された後、職員の指示でバスでホテルに移動→到着後3日間の強制隔離→到着した空港にてバスで戻る

を経た後、

→公共交通機関を使わないで自宅まで帰る(レンタカー・家族の迎えのみ。徒歩は無し)
→ホテルを予約して残り11日間を耐える(自費)

を選ぶという形になるそうです。
隔離は入国した日の次の日から起算して2週間とされます。ホテルのチェックアウトは3日目の16時か、4日目の10時が選べるようです。


私が行ったシカゴ、イリノイ州は強制3日間隔離の対象の地域ではありませんでした。私は海外から帰った人は皆3日強制隔離だと思っていたので、PCR陰性を受けてから解散!と言われてびっくりしました。

家族は仕事で迎えに来れないので、成田空港のタイムズレンタカーの乗り捨てサービスを利用しました。
(成田から乗り捨てサービスを利用できるステーションは限られています。次のURLを参考にしてください。

https://blog.gizwoo.com/1582613272-narita-times-oneway/#hahahugoshortcode-s4-hbhbからレンタカーを乗り捨てする場合の返却場所一覧

帰国時に
1接触確認アプリCOCOA
2overseas entrance locater
3my sos
という3つのアプリを強制的に入れさせられます。

帰国して次の日から、overseas entrance locaterというアプリに現在地を送ってください!という通知があります。それに反応できないと、政府から連絡があります。
隔離期間が終わるまで公共交通機関は使ってはいけません。

もし万が一どこかにいく時は公共交通機関を使わないで気をつけてください。でも毎日ランダムに位置情報をリクエストするから、毎回同じじゃないと理由を聞く為に電話することがありますよ!という感じです。性善説か、ある程度の自由が効いてしまうのはタチ悪いのかしっかりしてるのか正直わかりません。 

画像3


尚、入国時にむやみに外に出ないこと、交通機関を使わないことの宣誓書を国に提出する事になります。(機内で配られる紙)違反すると氏名等公表する事もあるとの事なので、極力外出は避けましょう。

また毎日11時頃厚生労働省から体調チェックのメールが入ります。症状が出た場合、電話が来るとのことです。

画像4

⑤帰国後費用:10000円

⑹タイムズレンタカー:10000円

以上出国前から帰国後まででした。出入国にかかった 費用は⑴-⑹合わせて304740円でした。

この文章を書いている現在(6月24日)は帰国後4日目なので、7月4日まで自宅で大人しく隔離したいと思います。
何かご参考になると幸いです。また質問は受け付けます。わかる範囲でお答えしますので、どうぞご自由にコメント欄にご記入ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?