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ネット社会への警鐘と真実を見抜く力

こんにちは!

30年前には考えられなかったことですが、ネットやスマホが普及することによって、自分が欲しい情報をスマホで調べると答えはすぐに見つかり、いま何が起っているのか、何が流行っているか見つけやすくなりました。

ネットショッピングで購入すると、翌日には自宅に届く。

バーチャルゲームの普及により、自宅にいながら誰かと繋がり楽しめる。

観たいときに映画やドラマが観られる。

リモートワークがあたりまえになり、個人のスタイルに合わせた生活が可能になりつつあります。また、SNSやYouTubeなどの普及により、個人でいつでも発信できるなんて素晴らしい時代です!

テレビを見ていると、、、。

記者が「ネットでは○○〇と言われていますが、あなたはそれに対してどのように思われますか?」

この質問にはうんざり、なんてボキャブラリーが無い質問なんだろう。

この人はホントに記者なの?

こちらの記事では『マスメディアが炎上を拡散する』とあります。

少数派の意見を切り取って、あたかも多くの人が言っているかの如く記事にして情報を操作している、そう思える内容が多くあります。

Twitterのトレンド上位に上がる情報などはマスメディアが火付け役になり、それを見たインフルエンサーが拡散して煽っているという記事は、あながち間違いではないかもしれません。

社会問題となっている誹謗中傷

ごく一部の人の意見が、あたかも社会の総意であるかのようにネットでは見えてしまう。多くの人はそのことを知っていますが、いざそれが自分に向けられた場合には冷静でいられなくなります。

炎上の頻発する不寛容な社会は、一部の極端な人によって生み出されている。Twitter社の調査によると、無作為に抽出したツイート1000件の中で、ルール違反に当たる投稿はたったの1件だったようだ。大多数の人は便利なSNSを有効活用しているのである。

ペンネームや匿名で身元を隠し、特定の個人名を出して攻撃したり非難する行為は正当化することはできません。

誹謗中傷する人の中には、その情報の真偽を確かめずに信じ込み、自分が正してやろうと誤った正義を振りかざし、誰かを攻撃してしまう。

実は「現役の炎上参加者」は、ネットユーザーのわずか0.5%(200人に1人)しかいない。という現実。

炎上1件当たりにネットユーザーのおよそ0.0015%が書き込んでいる計算になり大体約7万人に1人くらいの割合。

大多数の人は、少数派のごく限られた意見に右往左往しているのです。

ネットで炎上させる人たちは、発信する内容は記録として媒体に残り取り消せない事、最悪の場合、相手を自殺に追い込むことになるかもしれない。ということを理解しておかなければなりません。

前述の記者を振り返ると、それらを投稿している記事を見て「ネットでは」という言葉になんの重みはありませんね。

いつの世も、悪人はいる。

オレオレ詐欺のように、いつの世も悪人はいます。

いつでもどこでも繋がることができる社会になった反面、フィッシング詐欺など騙して個人情報を取得しようしたり、偽サイトや偽メールが急増していいます。

便利さの裏にはそれを悪用し騙そうとする、悪い奴はいます。

でも捕まるのは、いつも下っ端。なんですよね。

ネット情報の真偽を確かめるには?

人はどんなに便利な時代になったとしても、自分の想像域を超えることができません。自分が信じた人から言われたことは、なんの疑いもなく信じてしまう傾向があります。

ムーミンシリーズに登場する「スナフキン」は『僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。』と言っています。

情報が乏しかった昔であれば、この言葉の深さを知ることはできます。

しかし、現代社会のように情報が溢れている場合、ひとつひとつの情報の真偽を確かめることは不可能なことですね。

ネット情報は氷山の一角と考えよう!

ネット情報が誤りだったと経験した人は約47%。            2人に1人は誤った情報を信じてしまったことになります。

また、ネット情報をそのまま信じる人は、どの世代でも約3割ほどいるそうです。

ネット社会では、ほとんどの人は正しい使い方をされています。だからと言って、すべての情報が正しいとは限りません。

現実と仮想が入り混じっている現代、ネット情報を鵜吞みにして、あたかも真実だと思い込むことはとても危険なことですね。

自分から見えているものだけが、すべてではありません。

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少数派の意見が取り上げれられること、悪意のある人は数字や情報を操作していることや操作できることを理解し、一つのサイトや情報だけを鵜吞みにせず、騙されないように、いろいろな情報から総合して真実を見抜く力を養いましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。           次号に続きます。

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