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フラクタルノイズを制する者は撮影を制する

親の顔より見た画面

フラクタルノイズ――それは撮影が困った時に何かと使うエフェクトである…故に使いこなせるものは撮影を制するという……

話を盛っていますが、フラクタルノイズを使いこなせれば撮影の幅かなり広がります。比喩でもなく「困ったときはフラクタルノイズ」という発想は実際根付いていて私も何度も上司に言われました。
ではフラクタルノイズで何が出来るのでしょうか?


フラクタルノイズで作れるエフェクトの世界

フラクタルノイズで作れるものもほんの一部です。

  • 湯気

  • ノイズ

  • 水面(テクスチャー系)

  • オーラ

  • ストリームブラー(サイドブラー)

  • 入射光

  • 質感


フラクタルノイズがどれほど万能か、実際に映像を見ていきましょう!
標準プラグインも使い方次第でここまで表現できます!

炎の場合はリアル目か作画的かで変わってきます。

湯気

お茶の湯気や料理などに足すことが多いです

ノイズ

今回はグリッチ的なものだけど砂嵐っぽいものも作れる

水面

水面が見えたらまず水面処理足し、川底が見える場合は歪みも足したり

オーラ

プラグインを使用する場合もありますがフラクタルノイズでもオーラは作れる!

ストリームブラー

上下に入っているスジっぽいやつ / 縦にして使う場合も

入射光

プラグイン使用する場合もあるけどフラクタルノイズでも作れるぞ!

現場的にはパーティクル系が多いけど場合によってはフラクタルノイズのランダム感もあり!

質感

岩肌質感も料理系へのムラ感を足す場合にフラクタルノイズは大活躍!

ここに書いたのは一部かつ基本なので応用すればもっと幅が広がります!
また載せた動画の処理方法は別途記事化予定です!

目指せフラクタルノイズマスター!!

フラクタルノイズの使い方と表現の幅を少しでも感じてもらえたでしょうか?これらの効果をマスターすれば、映像制作の可能性は無限大に広がります。またフラクタルノイズの習熟は基礎の習熟と言っても過言ではありません。応用を加えて行けば更に表現の幅を広げることが出来ます。
(フラクタルノイズに限らずAfterEffectsは基礎と応用の連続ですが…!)

次は実際に試してみる番です!各エフェクトの詳細なチュートリアルも準備していますので、さらに深く学びたい方はぜひチェックしてみてください。あなたも今日からフラクタルノイズのマスターになりましょう!


感想やご意見、お仕事の相談など、ぜひお聞かせください!
皆さんの声が励みになります!


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