万物斉同

つい先日、天使は天からの使いで、神と同等との知見を得た。

これを鑑みるに、先ず「天なるものが存在して、後に神やすべての存在は生ずる」のでは、という見解に至った。

であるなら、吾等人間なる存在も「神や他の存在と同等」である、と言っても、適切だと考える。

荘周に「万物斉同」という言辞が見える。

南洲公も「敬天愛人」を唱えておられる。

「存在という位相から見れば、天とその他のすべての存在も上下はなく等しい」と言えるのだと感ずる。

まあ、「神のおっしゃる事に忠実に生きる」事を旨としておられる方方はそれを通されるがよい。

現実世界に於いて、最も強き影響を及ぼす力があるのは、神でも悪魔でもなく、人間である、という言葉を耳にした事がある。

その力ある人間として、楽しく幸せな世界を創っていこう、そう以前から、心に決め、日日を生きている。

目標は定まっているが、具体的に如何動けばいいのかは知らぬ。

唯、その時、感ずる興味が湧いて、やりたくてしょうがない事に懸命に取り組み、道筋は啓天さん（宇宙≒天）に委ねている。

自身は恬志として今を活ききる事に熱中している。