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人事こそ最強の経営戦略①:変化に対する5段階の反応とは

読書ノート(16日目)
さて今日からはこちらの本を紹介していきます。

・キューブラー・ロスの変化に対する変化受容までの5段階
 (死の受容モデルより)

・第一段階「否定」
 そんなことは起こらないから大丈夫と自分に言い聞かせる
・第二段階「怒り」
 本当に変化が起きたことに対して怒りを感じる
・第三段階「分析」
 これから起こる変化を予測し、対応について考えを巡らす
・第四段階「受容する努力」
 現実として受け止め、適用する努力を試みる
・第五段階「コミットメントの成長」
 変化の良い点を見出し、前向きになる

「変わった方が自分にとっても組織にとっても良さそうだ」という理解が
組織内に広がり始める
組織開発は全社的な取り組み。変化に対する社員の反応をサーベイで正しく計測して進めていく

「人事こそ最強の経営戦略」南 和気

この本は人事の基礎基本の考え方から学ぶことができる
そんな辞書のような本であり、学ぶところが多かった。

特に組織を活性化させるという組織開発をする上で
一人一人が新たな変化を受容するまでに
このような5段階のステージやグラデーションがある事を
あらかじめ知っておくことで、誤って「この社員は会社に共感していない」
という一方的な決めつけをしないで済むということを
この言葉をピックアップすることで心に留めておきたいと思う。


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