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人事データ活用の実践ハンドブック③:営業向きかスタッフ向きか?を分析してみる

読書ノート(33日目)
さて、今日は人事異動をデータ分析の
視点で考えたらどうなるか、についてです

・異動配置をデータ分析する場合
 使用するデータ:適性検査、評価データ

・性格特性であれば「ビッグ5」が有効
 (外向性、調和性、誠実性、
  神経症的傾向、経験への開放性)

・社内での高評価の社員グループと
 苦戦している低評価な社員とで
 性格特性の差異をt検定で比較し
 有意な差を探す

・仮に営業職で活躍するには
 外向性と誠実性の2つが重要となれば
 その2つにウエイトを設けた
 個人別に活躍確率を算出するモデルを作る
 ※ロジスティック回帰や決定木分析を使用

・そのモデルに、将来の活躍確率を求めたい
 人材の性格特性の結果を入れて
 活躍確率を算出する

・算出された活躍確率が0.5以上であれば
 活躍フラグを付けるというルール付けをし
 将来に活躍が期待される人材にフラグ付け

・スタッフ職も同様に活躍確率を算出する
 モデルを作成することで、営業職向き・
 スタッフ職向き・両方に適性があるなど
 を予測が可能となる

ただし、このアプローチは性格特性からのみで
あることと、現在の活躍社員を基にしている
ため、結果について過信しないよう留意が必要

人事視点で考えると、人事異動の際は
①本人と異動先の仕事の適正を考える事と
②上司やチームとの相性を考える事
が多いと思いますが、今回は①についてを
データ分析してみた、というところです。

②については、また明日にでも
紹介できたらと思います。
それではまた明日ー!

PS.
最近、体調を壊してしまいまして
昨日はnoteの更新をお休みしました。

今年も残すところあと少しですが
皆さんも体調にはお気をつけて
元気に過ごしましょうー!!😉

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