愚痴ばかり言うのも疲れる
会社の偉い方に囲まれての食事会。
私のハラスメント被害を心配してくれて急遽
開かれた会。
私より何倍も偉い人達が、時間を割いて下さったのは純粋に嬉しいし、気に掛けて下さることが何より嬉しかった。
その場で思いの丈を、ありのままにぶちまけた。やっぱり皆さん話の聴き方がお上手。
受容されている感覚が強く、話すつもりがなかったことまで、ペラペラ喋ってしまった。
そして、凄いなって思ったのは、何を言っても否定されなかったこと。
ありのままの、私をしっかりと受け止めてくれたように感じる。
だからこそ、凄く話しやすかったし、とても楽しい食事会でもあった。
でも、心の中のドス黒いものを吐き出すと、スッキリするのと同時にちょっとした自己嫌悪にも陥る。
その場で吐き出した愚痴は、あくまで私の主観。そんなつもりはなくても、知らぬ間に自分の都合の良いように話しているかもしれない。
自分は被害者づらしているだけなのではないか。
食事会の帰りに頭を過ぎるのは、そんな自己嫌悪ばかりだった。
愚痴を吐き出して、自分の気持ちが整理できたし、手を差し伸べて下さる方がいることにも気付けた。
でも、根本の問題はなにも解決はしていない。
ここから自分がどういう決断をしていくかだ。
愚痴を吐くのは、たまにはいいかもしれない。
でも、吐き出すだけでは何も前進しない。
ただ悩みを言葉にしているだけに過ぎない。
スッキリはしたけど、愚痴ばかり言うのも疲れるなぁ。本当わがままな自分だ。
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