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植物でNo1のタンパク質が取れるスーパーフード

皆さん、こんにちわ。今日はスピルリナというスーパーフードを紹介していこうと思います。題名にも書きましたが、植物の中では飛びぬけてタンパク質が多いのが特長なんです。日本ではあまりなじみのないものになりますが、南米などでは古くから健康食として食べられています。

スルピリナとは

藻も1種です。主な産地はアメリカ、中国、台湾、インドなど。元々はアフリカやメキシコの塩湖に生息している藻です(塩湖とは淡水ではなく塩分のある湖のこと)。その周囲に住む原住民たちの間では古くから健康食用として使われてきました。その起源はなんと30億年前と言われていて、地球上で最初に現れた植物の1種だと考えれれています。

近年では1927年にドイツの科学者によって発見され、その栄養価から世界各地で栽培されるようになりました。ちなみにスルピリナの名前の由来はラテン語で「ねじれたもの、らせん」という意味だそうです。

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たしかにスルピリナを顕微鏡で観察するとらせん状のような形になっていますね。

スルピリナの特徴

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スルピリナの最大の特徴は良質なタンパク質です。約55~70%ほどがタンパク質として含まれていて、アミノ酸スコアがとても高いです。アミノ酸スコアとはタンパク質の質を表していて、100に近いほど良質なタンパク質だと言えます。そのアミノ酸スコアが97もあるんです。このことからも肉類と比べてもタンパク質としては全く劣っていないことが分かりますね。

さらに、食物繊維、ポリフェノールの1種であるβ-カロテン、ビタミンB類、マグネシウム、鉄などの栄養素も豊富に含まれています。特にマグネシウムはタンパク質の代謝に欠かせないものとなっているので、スルピリナで同時にとれるのは大切ですね。

タンパク質の大切さ

タンパク質はとても大切な栄養素だと言えます。まず現代の食生活の中ではタンパク質はとても不足しているんです。日本人の推奨摂取

量は男性60g、女性50gと言われていますが、意識して取らない限り、大体の人がこの量を満たしていません。

タンパク質は体の免疫や細胞、各種臓器にも使われており、そこで余ったものが皮膚や髪、爪などの原料に使われます。何を言いたいかというと、タンパク質を常に意識して摂取しなければまず皮膚や髪、爪などが優先的にボロボロになるんです。肌やネイルを気にする方にはまずは優先してタンパク質をとってほしいですね。

スルピリナの摂り方

話をスルピリナに戻しますが、ではどうやって食べたらいいのでしょうか。

市販で売られているものは大体がパウダー状のものになっています。香りや風味は青のりと似ています。なので青のりと同じ感覚で使っていただければと思います。納豆やカレー、チャーハン、ラーメンなどに入れてもらってもいいですね。

余談ですが、実際にミドリムシラーメンというものがあるみたいですね。

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ミドリムシはスルピリナとは少し違いますが、ラーメンに入れたらこんな感じになりそうです

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健康志向の方はスムージーに入れていただいてもいいと思います。ご飯と一緒に炊いて食べるのも手軽にすることができます。熱にも強いので、どの食材にも合いそうですね。

量などは特に決まっていないので、素材の風味を損なわない程度に入れてくださればいいと思います。ちなみにいくら良質のタンパク質と言っても、スルピリナだけでタンパク質を取るなら1日100g食べなければ1日分のタンパク質を摂取できない計算になります。現実毎日100gのスルピリナは無理なので、あくまでも肉や野菜からタンパク質を摂取しながら補足でスルピリナをとっていただくのが一番いい方法だと個人的には思っています。

今回はスルピリナとタンパク質の重要性について書いていきました。タンパク質は免疫細胞の元となる栄養素であるため、積極的にとって、コロナに負けないようにしましょう。

ではまた


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