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神々のあそぶ庭

北海道で最も高いところにある温泉と聞き、
北海道のど真んなか、富良野から足をのばした。

そこは、十勝岳温泉・凌雲閣
標高1280m、活火山・十勝岳の8合目にある。

馬鹿と煙は高いところに登りたがる、とはいうが、すばらしい。
露天風呂に体をしずめると眼前に大パノラマが展開している。
晩秋、わずかに冠雪の十勝岳連峰。

ここは、別世界。
アイヌ語で、
カムイミンタラと呼ぶー神々のあそぶ庭

十勝岳連峰     神々の遊ぶ庭ーカムイミンタラ                 2005

源泉かけ流しの茶色の濁り湯。
鉄分が含まれているのだろう。
長風呂にはころあいの湯温だ。
神々もここで湯に浸かったのか
大自然のなかの幸せ。

湯けむりのなかシャッターを切った。
いい気分のそのままの「雲を凌ぐ宿」凌雲閣

凌雲閣・露天風呂       神々はこの湯に浸かったか!?             2005

山奥の高いところで熱い湯をみつけて、
道なき道を人力と馬でひらき、開湯60年
今は三代目青野範子さんが湯を守る。


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