最低でも目標達成という新発想
最近の公演で繰り返しお話しをさせていただいているフレーズが、
営業の仕事は目標を達成させること絶対達成です
営業は目標を達成しないと1年間仕事をしたとは言えないと私は思います。
ですから前回記述したように
「申し訳ありません」と謝られても
「なかなか厳しいですね…」といった評論家的なコメントをもらっても仕方がありません。
管理者にしてみれば、 「謝ってないでちゃんと仕事をしろよ」と言いたくなりますよね。
私が言う「絶対達成」 という意味は、
目標に向かって一所懸命がんばる!
1円でも多く積み上げて目標達成を目指す!
ということではありません。
もっとシンプルなことです。
**「最低でも目標票達成」 **
という意味です。
**「どんなに悪くても目標達成」 **
ということなのです。
たとえば、目の前に越えなければならない「山」 があったとします。
登山家になり、その山の頂に向かって登っていくのが前者の思者です。
「一所懸命、がむしゃらに、 死に物狂いで挑戦しなければ越えられない壁を越えていこう」
このような発想は、 けっこう大変です。
山登りは山登りでロマンがあると思いますが、「ふんばれ」
「それが仕事だ」
と言われると少々しんどいと感じる人が出てくるかもしれません。
ただ、ここで思考の転換ですが、
「越えなければいけない」
という事は方法は自由なんですよ。
**それを、例えば飛行機に乗ってその「山」を越えようと考えたらいかがでしょうか? **
信じられないくらい楽に越えられますよね?
地上と一定の距離を保ちながら巡航速度をキープし、山の上を通過すれば楽々と越えられます。多少の乱気流があったとしてもビクともしません。
ある程度想定外の事は最初から織り込みずみですから越えられないということはないのです。
会社の目標計画は前述したとおり山です。
絶対にその「山」は越えなければならないのです。
山にぶつかってしまえば、取り返しのつかないことになります。
営業は飛行機の操縦士であり、その山を越えます。ですから、 たとえ期待していた見込みが来月にずれ込もうが、病気で謝絶になろうが、料額が思ったより上がろうが、そんなことはまったく関係ありません。
「絶対達成」のキーワードは、
リスクヘッジの思考です。
前述したように
**「地上との距離を一定に保つ」 **
ということは、最悪でも墜落しない、山にぶつからないために不可欠なリスク回避の手法です。
つまりは「目標未達成というリスク」を絶対に回避するという考え方が、 私が言う「絶対達成」です。
この考え方はトップ営業マンであればあるほど当たり前に感じている方がほとんどです。
自分のマインドをまずは改める。
そしたら次のステージが見えてきます。
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