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つぶやき

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#エッセイ

早朝

早朝

学生時代のこと。

一晩中友人と飲み明かした後、朦朧としながら始発電車に乗り込んだ。

人があまり乗っていなかったので、直ぐに座ることが出来た。

しばらく寝ていよう、と俯きかけた瞬間、向かいの窓から日が昇ってくるのが見えた。日光に照らされて思わず目を細めた。

窓の外には広々とした田園風景が広がっている。さっきまで薄暗かったのが、次第に明るくなってきた。まさに今、新しい1日が始まろうとして

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静寂

日も落ちて暗くなった頃、買い物をしに外へ出た。

入り組んだ住宅街を歩いていると、周りに誰もいないことにふと気がついた。人の気配すら感じられない。

街灯が寂しそうに光っている。立ち止まってそれを眺めていると、ほんの少し虚しさに包まれた。

「私はひょっとして、この世界にたった一人取り残されたのではなかろうか。」

しばらくそんな風に思っていた。

「チャリン」

後ろから自転車に乗った老人が通り

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