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MacBook Airのカメラがしょぼすぎるので、わずか4,000円でiPhoneをMacのウェブカメラにしてリモート会議の映像クオリティを上げてみた

毎日Amazonから荷物が届くのは、頑張った自分へのご褒美だと信じて毎日慎ましく生きている、たじまるです。

「MacBookAirのカメラの性能がいまいちなので、ウェブミーティング用に自宅の環境を整えてみた」への正常なツッコミありがとうございました。

スイッチャー&キャプチャボックスのATEM miniまで導入したのに、ソニーさんのアップデート(神アップデートとか言われてます)で、メインカメラのZV-1がUSBでMacにUSB接続するだけで、1,280×720でウェブカメラ化(Imaging Edge Webcamでは1,024X576でした)、しかも給電しながら音声も送れるようになってしまったので、ウェブミーティングレベルでは、文句なしになってしまいました。ATEM mini経由だと、ビデオ録画しないといけなかったけど、今回は、録画しなくてもいけますし。

気を取り直して、そもそも、デジカメじゃなくて、iPhoneのカメラで十分じゃね?と思いまして、今回は、iPhoneをMacBook Airのウェブカメラにする方法をお送りします。

簡単な流れは、こんな感じ。

iPhoneから、HDMI出力して、その映像信号をキャプチャボードで変換して、USBでMacBookに入力です。

必要な機材は、

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まずは、アップル純正のLightning - Digital AVアダプタ。これがボッタクリ価格で税込6,380円。この辺が、iPhoneをUSB-Cじゃなくて、Lightningのままにしている理由なんじゃないかと。

ちなみにアップル純正じゃないやつなら、税込2,000円で売ってます。(iOSのアップデートで使えなくなる可能性はゼロじゃないので、純正買っとく方がいいとは思うけど、チャレンジャーは、パチもんでもいいかも。

これで、HDMIまで出力体制が整ったんで、HDMIケーブルです。正直、そんなにこだわりありませんが、無難なAmazonのケーブルとか。

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この写真のは、税込854円。

次は、HDMIで入力した信号をUSBで出力します。

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これは、レビューとか見て、「Y&H HDMIキャプチャカード」にしました。僕が買ったときより値段が下がってて、税込849円。安っ。

たぶん、サウンドハウスで売ってる1000円くらいのやつとかも中身変わんないと思いますので、お好みでどうぞ。

Macには、このキャプチャカードをUSB端子に刺すだけで終了ですが、最近のMacBook AirとかMacBook Proだと、USB-Cしかないので、

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ANKERのUSB-C USB3.0変換プラグ、2個セットで999円。

ハードはこれを順番につなぐだけです。

iPhone=Lightning - Digital AVアダプタ=HDMIケーブル=HDMIキャプチャカード(=USB-C変換)=Mac。

これで、各ウェブミーティングアプリで、ビデオ入力を「USB-Video」にすれば、iPhoneの画面がMacに入力されます。

が、このままだと、録画停止ボタンとか、フォーカスとか、録画経過時間とかがそのままウェブミーティングの画面に写ってしまうので、カメラで撮った映像のみが送られるようにする必要があります。

iPhoneの標準カメラアプリは、カメラで撮った映像のみを送る(Clean HDMI out)機能がないので、無料アプリであれば、Airmix SoloというアプリをApp Storeからダウンロードします。

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設定画面の「AirPlay/HDMI Output」を「Program Stream」にすれば、Lightningから、カメラで撮った映像のみが出力されます。(されるはずなんですが、iPhone 12 Pro@iOS14.4では、画面が映らずうまくいきませんでしたが、これがちゃんと動けば(適当だな)最安でiPhoneをウェブカメラにできると思います。

USB-Aの端子があるMacであれば(Windowsでもいいけど)

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以上、3,703円

USB-CしかないMacでも、変換プラグ入れても、5,000円弱。

贅沢をいえば、Filmic Proという有料アプリを買った方が良いかなと思います。有料と言っても、¥1,840です。このアプリ、カメラアプリとしては、文句がないくらい優秀なので、動画を撮影することがある人であれば、正直買っておいて損はないです。

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画面右下の歯車アイコンをタップして、

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ハードウェアをタップして、

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Clean HDMI Outをオンにすれば、設定完了です。

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iPhoneの画面上は、こういう表示ですが、

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Mac上は、こんな感じになります。(Zoomの設定画面です)

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アップル純正のLightning - Digital AVアダプタとFilmic Proという最高額の組み合わせでも、

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1万円弱。この格安ビデオキャプチャカードも、iPhoneのClean HDMI OUTも、ちょくちょくコマ落ちしますが、ウェブミーティングレベルであれば、問題ないレベルだと思います。

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