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MacBookAirのカメラの性能がいまいちなので、リモート会議用に自宅の環境を整えてみた

テレカンが苦手な方もいらっしゃいますが、比較的テレカンが好きなたじまるです。

もう1年以上コロナ禍での外出自粛状態が続いているので、ZoomやGoogle Meetなどでのテレカン(リモート会議)が当たり前になってきました。毎日、社内・社外ともにパソコンの画面を通じたテレカンをしています。

僕の環境は、MacBookAir(Retina,13-inch,2019)にAirPodsProでやってたのですが、MacのFacetimeカメラ(内蔵カメラ)は、相変わらずの低性能で、全然アップデートされず、今どき120万画素のままで、特に低照度のときの画像は最悪で顔色の酷さはもちろん、ノイズもかなり酷くて、はじめは故障しているのかと思ったくらいの性能なので、ここがずっと不満です。

なんと2011年搭載がはじまった720p Facetime HDカメラというやつで、1280×720ピクセル、120万画素といういつの時代だよという仕様。今、M1搭載のMacBookProを注文して、納品待ち期間が2ヶ月目に突入したところなのですが、なんと、M1のMacBookでも、このカメラがもれなくついてきます。(同時発表のiPad Proのインカメラは700万画素)

ちなみに、iPhoneのFacetimeカメラ(内側のセルフィーカメラ)は、iPhone11以降1200万画素。iPhone7ですら700万画素。

こりゃやってらんないということで、MacBook Airはそのままに、カメラと音の環境をちょっぴり改善することにしました。

リモート会議の画質と音質を向上させたい方の参考になれば幸いです。


まず、カメラですが、気の利いたカメラが手元になかったので、今回用にYoutuberにも大人気のVLOGカメラ、ZV−1を買いました。

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カメラは素人なので、一眼レフ買っても宝の持ち腐れになると思ったので、セルフィ撮影が充実していて、背景のボケがボタン1発でできるという機能がついていて、値段もお手頃価格なので、これにしました。

サブカメラは、スマホとしてではなく、カメラとして考えてもかなり高性能なiPhone12 Pro。インカメラも外部カメラも1200万画素です。カメラを購入したくない方は、iPhoneのスタンドだけ買って、iPhoneをメインカメラにすると10万円浮きます。

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iPhoneからHDMI出力するためのアダプターは、アップル純正のLightning - Digital AVアダプタが必要です。

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これで出力すると、ビデオカメラの操作ボタンとかがそのまま出力されてしまうので、AppStoreで有料アプリのFimicPro1840円を買いましょう。
クリーンHDMIアウト(Clean HDMI Out)という機能があるので、

これだけだと、Macに映像が入力できないので、スイッチャー&エンコーダーとしてBlackMagicDesignのATEM miniを購入。これで、4系統までカメラの切り替えもできます。(会議で4カメとか絶対いらないw)

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これで、映像クオリティは、格段に上がります。だって、ちゃんとしたカメラですから。ソニーのカメラは一眼レフ含め、無料でダウンロードできるソフト Imaging Edge Webcamを使えば、Mac/Windowsともに、PCのウェブカメラ化が可能ですが、解像度が1024×576ピクセルに固定されてしまいます。とはいえ、MacBookAirのカメラよりは格段にきれいなので、ソニーのデジカメをお持ちの方はそれでもいいかもしれません。

次は音周りです。

コンデンサーマイクは、安くてそこそこの性能のMaranzのMGM-1000。XLR(キャノン)端子の方です。

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一応、簡易的な自立スタンドもついてますが、テレカン中にキーボードとかを打つ振動音とかが入ってしまうことも考えて、

格安撮影機材といえば、NEEWERのマイクアームNB-35とポップガード。

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このままだと、Macに音を入力できないので、ミキサーが必要です。ウェブキャスティングミキサーといえば、YAMAHAのAG-03で十分ですが、あまり値段が変わらなかったので、6チャンネル対応のAG-06にしました。

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モニター用のヘッドフォンはもともとCD-Jと一緒に買って眠っていたSONYのMDR-Z700を活用。

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会議の音声の出力用のスピーカーは、オフィスでも使っているBOSEのCOMPANION2のシリーズ2を。原稿のシリーズ3は、質感のグレードが下がったので、シリーズ2です。

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照明は、こちらもNEEWERのLEDビデオライト。

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加えて、顔向けのキャッチライトとして、安物のリングライトを追加しました。

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こちらは、iPhoneもスタンドにもなってるので、余っているiPhoneを3カメ目として活用してもいいかも。

ということで、なんとか、リモート会議用の環境が整いました。ここまで揃える必要があったのか?という質問に対しては、もちろん、必要ですとしか言えません。

なぜなら、大きな声じゃ言えませんが、気になる機材をAmazonのWishリストじゃなくて、カートに入れていて、いつもどおり、ペットボトルのお茶が切れたのでAmazonでポチったときに、スロットマシンのJACKPOTのように全部決済されて、翌日、翌々日にかけて大きなダンボールが4つほど玄関に到着したってわけです。

まあ、もともと、欲しかったわけだし、届いちゃったし。

機材が揃っちゃったんで、せっかくだから、Youtubeでもやろうと思います。

格安でiPhoneをウェブカメラにする最小構成は、別の日に書きますね。たぶん、そっちの方がニーズがある気がします。


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