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なぜ社労士なのか

なぜ私が社会保険労務士(社労士)になろうと考えるようになったのか、
これから開業に向けて、自分を振り返り、自分に言い聞かせるためにも
明文化してみようと思います。

そもそも士業を目指そうと考えた理由は先日の記事の通りです。

介護事業所で働いている時に、
本当にお世話になった社労士の先生がいたんです。

その先生もそうですけど、そこでの事務員さんとも
毎日のように連絡して相談していた時期もあるほど
頼りにさせてもらっていました。

その相談も会社運営に関する事だけではなく、
社員の個人的な事も相談に乗ってもらえて、
会社だけではなく従業員のためにも活躍できる社労士
(というか、その先生)に憧れるようになりました。

その会社は上司のパワハラまがいな言動によって退職する事となるのですが、
その会社での最後の仕事で労働局に出向いた際に、
その先生とたまたま会って、その時に言われたんです。

「A.T.さんは社労士に向いてると思うけどな〜
会社に転職ってもったいない」

これを今だに覚えてるんですよね。

県外に転職してバタバタしていて
しばらくは何も出来ていなかったですけど、

27歳くらいの転職3年目で仕事の要領を理解して
週5だった飲み会の頻度も少なくなったので、
独学で社労士の勉強を始めてみました
(とは言え、飲み会が週2,3回あって大変だったな〜)

勉強を初めて感じた事は
日本で労働者として働くのであれば知っておくべき事ばかりだな!

という事でした。

でも、それが難解だから社労士として企業を指導しながら
企業と労働者を守っていく事が社労士の役割なのだと知りました。

ですが、やっぱり独学1年目では全く歯が立たず、
2年目は通信で勉強をやり直しましたが、1年目よりも酷い結果に。。。
3年目も同じく通信でダラダラとやっていたせいか惨敗。。。
4年目は転職した事もあって(という言い訳をして)受験せず。。。
5年目は結婚してバタバタしていた(という言い訳をして)受験せず。。。
6年目は子供が産まれて、さすがに勉強時間がとれずに、受験せず。。。
7年目は社労士法人に転職した事もあり、勉強の時間も少し業務時間中に取らせてもらえたので通信で勉強して受験!
かなり手応えがありましたが、社会一般と厚生年金の選択式で足切りに。。。
8年目は妻には本当に頭が上がらないほど、育児をお願いして、
過去問に力を入れて勉強して受験!
受験後の自己採点で社会一般と健康保険の足切りにならないか
ドキドキしながらの約2ヶ月が始まりました。。。

まぁ開業準備をしているとあるので、
お察しの方がほとんどだと思いますが、なんとか合格です!

そこで、改めて社労士になろうと思った理由ですが
採用担当として新卒社員や就活中の学生と接する事が多かったのですが
何かに夢を見ている子が少ないな。と感じる事が多かったんです。

あれだけ一生懸命、就職活動をして就職した会社なのに、
・3ヶ月の早期退職する子
・ただただ会社に来てるだけの子
・先輩とまったくコミュニケーションをとらない子
・後輩ができても意識が変わらない子

などなど、仕事を楽しまない子が多いな〜
と、感じる事が多かったです。

これは今の若い子たちのせいではなく、
会社やその子たちの上司・先輩のせいでもあると思います。

それを打開しようと
・2週間の新入社員研修
・その後の定期的なフォローアップ研修
・毎月の面談

上司・先輩に対しても
管理職研修やメンター研修など

様々な研修を行い、
私が退職する年に入社した子に関しては
新人を皆で育成する土壌は作れたと自負しています。
そのおかげか、早期退職などは無いと聞いています。

この経験から
社労士として企業やそこで働く方々を守りながら、
【日々の仕事にイキイキと取り組めるような若手人材を増やしたい。
そして若手人材を育成する風土を持った企業を1社でも増やしたい】

このように考えるようになりました。

社労士は企業になくてはならない”ヒト”の専門家です。
これを叶えられるのは、社労士にしか出来ない事だと思います。

これが私が社労士になろうと考えた理由でした

ここまで読んでくれてありがとうございました

今後は社会保険労務士としての開業準備や
経営者・労働者が知っておくべき法律に関する情報も書いていきます!

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