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愛知県|公立高校入試確率問題2023

 1が書かれているカードが2枚,2が書かれているカードが1枚,3が書かれているカードが1枚入っている箱から,1枚ずつ続けて3枚のカードを取り出す。
 1枚目を百の位,2枚目を十の位,3枚目を一の位として,3けたの整数をつくるとき,この整数が213以上となる確率を求めなさい。(選択肢問題から改題)

分類 24「偶然3つ以上の分母」取り出して、戻さず何回も

 「同様に確からしい」ことがらは、どのカードを取り出すことです。1が書かれているカードが2枚入っていますので、同様に確からしいことがらを並べつくすために、2枚のカードに区別をつけておくことが大切です。

 ここでは[1]と[①]とすることにします。偶然は3回起こりますから、樹形図を書いて考えることにしましょう。

 起こりうるすべての場合の数は24通り。そのうち、出来上がる整数が213以上となるのは・・・

10通りですので、その確率は$${\dfrac{10}{24}=\bm{\dfrac{5}{12}}}$$ということになります。213の数えもらしに気をつけましょう。

$${\bm{\dfrac{5}{12}}}$$

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