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大阪府C問題|公立高校入試確率問題2024

 二つの箱A、Bがある。箱Aには奇数の書いてある3枚のカード[1]、[3]、[5]が入っており、箱Bには偶数の書いてある3枚のカード[4]、[6]、[8]が入っている。A、Bそれぞれの箱から同時にカードを1枚ずつ取り出し、箱Aの中に残っている2枚のカードに書いてある数の和を$${a}$$、箱Bの中に残っている2枚のカードに書いてある数の和を$${b}$$、箱Aから取り出したカードに書いてある数と箱Bから取り出したカードに書いてある数との和を$${c}$$とする。このとき、$${a<c<b}$$である確率はいくらですか。A、Bそれぞれの箱において、どのカードが取り出されることも同様に確からしいものとして答えなさい。

分類:17 お互いに影響しない2つの偶然

どんな表をかきましょう?

 箱Aから1枚カードを取り出す偶然と,箱Bから1枚カードを取り出す偶然の2つのできごとが起こりますので,表をかいて考えることにしましょう。箱Aで起こる同じ確率(同様に確からしい)ことがらを縦に,箱Bで起こる同じ確率(同様に確からしい)ことがらを横に並べた表をつくります。

 $${a}$$と$${b}$$の値はもう計算できますね。

 $${c}$$の値を計算して,各マス目を埋めましょう。

 $${a<c<b}$$を満たす場合は

5通りですから,求める確率は$${\dfrac{5}{9}}$$。

$${\bm{\dfrac{5}{9}}}$$


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