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岡山県|公立高校入試確率問題2024

 3枚の10円硬貨を同時に投げるとき、1枚は表で、2枚は裏となる確率を求めなさい。
 ただし、表と裏の出方は同様に確からしいものとします。

分類:22 コイン3つ・3回以上

硬貨に区別をつけて、樹形図

 問題文には、3枚の10円硬貨がどういう種類のものかは書いていません。3枚が見た目全く同じもので、見分けがつかないものかもしれません。これを同時に投げてしまうと、どんな結果になるか、ちょっと混乱します。
 確率を計算するためには同様に確からしいことがらを並べる必要がありますが、そのためには、3人で1枚ずつ分担することができますので、1つひとつの硬貨は区別して起こる場合を並べて考えます。
 Aさん、Bさん、Cさんにそれぞれ1枚ずつ硬貨を投げるのを分担してもらうことにすると、区別できる偶然は3つ起こりますので、次のように樹形図をかいて考えることにしましょう。

 このうち1枚は表・2枚は裏となる場合は、図のチェックをつけた3通りです。全ての場合は8通りですので、その確率は $${\dfrac{3}{8}}$$​。

$${\bm{\dfrac{3}{8}}}$$

類題


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