① データの範囲
データの範囲とは最大値と最小値の差です。箱ひげ図から1組の最大値と最小値を読み取ると,最大値は45回,最小値は21回です。
ですから,その差は45-21=34(回)。
②どの代表値に注目して予想する?
語句として最小値・最大値・中央値を指定されています。それぞれの値を見てみましょう。
1組は中央値,2組は最小値,3組は最大値がいちばんです。ですから,後はどの代表値に注目したかを,具体的な数値といっしょに示すことができればよいでしょう。
アで1組を選んだ場合の解答例(教育委員会による)
中央値が36回で,2組の中央値33回,3組の中央値30回より大きいから。
2組を選んだ場合の解答例
最小値が27回で,1組の最小値21回,3組の最小値18回よりも大きいから。
3組を選んだ場合の解答例
最大値が51回で,1組の最大値45回,3組の最大値39回よりも大きいから。
答