三重県-前期選抜|公立高校入試確率問題2020
分類:融合C3 双曲線
関数のグラフなので座標平面?
座標平面をかいて考えてもいいのですが、起こりうるすべての場合を列挙するには、表の方が便利ですので、まずはそれで考えて、混乱するようなら座標平面、という方がいいかもしれません。
というわけで、表をかいて考えることにします。(そしてこの問題は、グラフを実際に書くというよりもグラフ上の点になるかどうかなので、グラフを実際に書く必要はありませんでした)
まずは①、点Pが関数$${y=x}$$のグラフ上にあるということは、単純に$${x=y}$$である場合を考えればよいですので、表は次のようになります。
$${x=y}$$となるのは6通りですので、求める確率は$${\dfrac{6}{36}=\bm{\dfrac{1}{6}}}$$
次に②、点Pが関数$${y=\dfrac{8}{x}}$$のグラフ上にあるということは、$${xy=8}$$である場合を考えればよいですので、次の★印のところになります。
2通りしかありませんので、$${\dfrac{2}{36}=\bm{\dfrac{1}{18}}}$$。
③はちょっと変化球。確率が$${\dfrac{1}{9}}$$になるということは、分子と分母に4をかけて変形して$${\dfrac{4}{36}}$$ということですから、$${xy=a}$$になる場合が4通りある$${a}$$の値を求めればよいということになります。
あらためて表をつくって、$${xy}$$の値で埋めてみましょう。
4通りあるのは、6と12のときです。
答
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