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青森県|公立高校入試確率問題2015

 大小2つのさいころを同時に投げるとき,大きいさいころの出た目の数を$${x}$$,小さいさいころの出た目の数を$${y}$$として,($${x,y}$$)を座標とする点Pをつくる。
 このとき,点Pが$${y=\dfrac{6}{x}}$$のグラフ上にある確率を求めなさい。

分類:融合《C3》座標・関数-放物線・双曲線

問題文にはグラフって書いてあるけど・・・

 グラフの問題ですが、グラフはかかなくても解けます。反比例・双曲線の問題は

$$
y=\dfrac{a}{x}  ⇔  xy=a
$$

の変形ができるか、というのが一つのポイントになります。ここでも

$$
y=\dfrac{6}{x}  ⇔  xy=6
$$

と変形すれば、大小2つのさいころを同時に投げるときの2つの目の数の積が6になる確率を求める問題となります。

 積が6になる自然数の組み合わせは1×6と2×3のみですから、表をかかなくても($${x,y}$$)の組は(1,6),(2,3),(3,2),(6,1)の4つということが出てきます。
 というわけで、求める確率は$${\dfrac{4}{36}=\bm{\dfrac{1}{9}}}$$

$${\bm{\dfrac{1}{9}}}$$


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