広島県|公立高校入試確率問題2013
分類:応用〈4〉 取り除く(取り除く、塗りつぶす)
x・yを使って・・・
最初13枚カードがあって、取り除かれずに残っているカードが5枚ということは、取り除くカードは8枚です。左から$${x}$$枚、右から$${y}$$枚を取り除きますので、$${x+y=8}$$という関係が成り立ちます。
答は、$${y}$$を$${x}$$の式で表した形式で答えますので、これを$${y}$$について解くと$${y=-x+8}$$。
残るカードが3種類……ということは
36通りについて一つ一つ条件を満たすか確認する方法でもいいのですが,今回は「ということは・・・」と条件から迎えにいく方法で答を出してみます。
3種類のカードが残る場面を具体的に表すと、
(1)[●][▲][+]がのこる場合
(2)[▲][+][★]がのこる場合
の2つの場合があります。それぞれ、$${x}$$と$${y}$$がどのようなそうなるかを考えていくことにします。
(1)[●][▲][+]がのこる場合
上の図を見ると、[●]のカードを1~3枚、[+]のカードを0~2枚取り除くとき、ということになります。つまり、左から1~3枚のカード、右から3~5枚のカードを取り除く場合に条件がみたされます。ということは、
$${x}$$=1,2,3 かつ $${y}$$=3,4,5
の場合、ということになります。
(2)[▲][+][★]がのこる場合
上の図を見ると、[▲]のカードを0~2枚、[★]のカードを1~2枚取り除くとき、ということになります。つまり、左から4~6枚のカード、右から1~2枚のカードを取り除く場合に条件がみたされます。ということは、
$${x}$$=4,5,6 かつ $${y}$$=1,2
の場合、ということになります。
この2つを表に記入すると、条件を満たす場合は合わせて15通りなので、求める確率は$${\dfrac{15}{36}=\bm{\dfrac{5}{12}}}$$、ということになります。
答
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