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プロのたまごたちvol.1

「おれらなにもできなかった。」

昨日の呑み会で一緒に働く同僚が発した一言に悔しさが込み上がった。

まるでアマチュアがプロの世界に飛び込むような感覚。

今まで団地でサッカーやってた奴が、俺の人生はこれなんだ!って腹くくってJリーグのオーディションを受けたけど、プロの実力を見せつけられて一日目で挫折を味わうような感覚。

いや、覚悟はできていた。腹くくって場づくりの世界でやっていくんだって決めてた。それでも今回の段違いの力の差を見せつけられて、悔しさしかなかった。

「畜生がっ」って心でつぶやいた。途中「今の気持ち出してもいいですか?」と我慢できずに師匠の前でボロボロと泣いた。

鬼滅の刃#1

プロフェッショナル(一流)とは常に一定のパフォーマンスゾーンに身をおけること

こんにちは〜!たじです!先週LDSオンライン11期の過去編合宿に参加してきました。

今回たけさん(株式会社はぐくむの代表)がメインファシリを担当する合宿に運営として参加するのは初めて。

これまでずっと師匠(グッチ)の場づくりに参加していたから、たけさんが合宿でどんな場づくりをするか楽しみでありつつ、たけさんの場に運営として参加する緊張感も持ちながら参加した場でした。

先に結論を話すと、たけさんの場は段違いでした。

たけさんはよく「全てに意図がある。」と言う。

その場で見せる仕草、声のトーン、目線、行動すべてにたけさんの意図が込められてる。準備し用意してきた盤面も、その場の”流れ”によって盤面が180度ひっくり返されることもある。

その場にどんな”流れ”が起きてるか、指揮者であるたけさんの行動からどんな意図があるのか。

とにかく全集中で、1秒たりとも煩悩になってはこの場についていけなくなる。流れもわからなくなるし、意図も理解できなくなる。ただその場にいるやつになる。

まるでサッカーの試合のような感覚。真剣勝負の場において1秒でも気を抜くと打ち負かされてしまう。そんな世界。

ついていくことに必死だった。いや正直ついていけてなかった。

バトルフィールドにいて、戦わずして死んでいくような感じ。

ああ、正直俺何にもわからなかった。これまでコーチング2年間ぐらいやってきたけど、全然聴けてなかったんだ。場の呼吸が聴けなかったし、観察も全くできてなかった。とにかく自分がついていくことに必死だった。

アマチュアとプロの差を体感した合宿だった。

個のスタンスが場にインパクトを与える

前述したけど、普段は師匠のメインファシリに参加しているので、師匠のグループファシリをご一緒することはあまりなかった。しかし今回の総大将はたけさんなので、師匠がグループファシリを担当した。

一日目の午前中のしっぽとりゲームのワーク。4チームに別れて行われたワークで師匠と同じチームでグループワークに挑んだ。初め、何も手を打つことができず、チームの士気は下がる一方だった。

そこに師匠がテコ入れしたことで、場の流れが一気に変わった。


何が違ったのかーーーーーーーーーーーーーーーー。


もちろんスキルや見ている観点が違うことは明らかな差としてあったが、場に臨むスタンスが最も違った。

「運営がもっと元気出して」

師匠に言われたその言葉に一気に悔しさが込み上がった。

そしてその悔しさをずっと引きずってしまった。場にいるときのスタンスがプロではなかったことがとにかく悔しかった。

あまりに悔しすぎて、昼食の後の運営の振り返りで思いっきり号泣した。気持ちが大事ってことを師匠から改めて痛感した。

もう決めたんだからやるしかねぇんだ

ライフワークで生きるんだ!って決断して、本気で自分の人生を生きてる人たちの環境に身を置いてから、ずっと葛藤してる。とにかく葛藤してる。

たけさんが言ってたけど、葛藤は乗り越えるものではないんだろうなと。葛藤を乗り越えたからといって、葛藤を味わうことがなくなるわけではない。前に進もうとすれば、常に葛藤は起きるもので、その葛藤との向き合い方が人生の質を左右するんだろうなと。

うおおお、苦しい〜〜〜。っていつも思ってるけど、この苦しみや、自分の中で蠢いてるものとしっかり向き合って、一歩一歩前進しながらやっていくしかないんだなと。

泣き虫でいつもウルウル泣いてるけど、いつか成熟して立派な親鳥になってやる!って闘志燃やしてやっていくしかないですね。


鬼滅の刃#2


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