見出し画像

アンケート結果+ご感想への返事:第7回 『世界を魅惑した黒い液体』

第7回タヨデミアのアンケート結果です

合計54名の方にご参加いただき、31件のアンケートをお寄せいただきました。
沢山のご回答ありがとうございます

満足度(10段階評価) 平均:9.09 中央値:9.0

スクリーンショット 2021-11-21 0.32.35

次回の参加意欲(5段階評価) 平均値:4.61  中央値:5.00

スクリーンショット 2021-11-21 0.32.56

今回が何回目の参加ですか? 平均:3.1(回数は分からないを除外して算出)

スクリーンショット 2021-11-21 0.32.22

今までで一番面白かった回はどれですか?

スクリーンショット 2021-11-21 0.32.28

【今、コーヒーとコーラどちらを飲みたい気分ですか?】
1側がコーヒー 9側がコーラ

スクリーンショット 2021-11-21 0.32.16


【印象に残った内容について】
・匂いが記憶に一番きく

・コーヒーの木ががインドにもあったこと

・コクは味わったストックが蓄積されることで感じる幅が広くなること。

・コカ・コーラの最初の発明者の思い

・コーヒーと記憶の関係

・コカコーラのコカの社名の由来はコカインなのかなと…

・売る側の戦略、スゴイなあ、と思いました。

・コーラの広告にサンタクロースを使った話

・コーヒーでのイギリス、コーラのしぶとさに感服いたしました

・コーラがコカイン

・コカコーラサンタクロースCM

・さび病とコーヒーの関係が面白かったです。

・コーヒーの味・苦味の多様性がサビ病という天敵がいたことで生まれたこと。コーラにコカ(イン)が昔は入っていたことや、薬として飲まれていたこと。ペプシというライバルがいたおかげで世界に広まったこと。

・流行ってきたものって時代的背景が必ずあるんだなあ

・コーヒーは食べ物,コーラは薬から始まっているということ

・コーラの歴史とか戦略? 戦争での話

・記憶・文化・経験で味わう

・苦味を楽しむのは歴史や文化を楽しむものだということ

・コーヒーを味わうということは人生を味わうということである、ということ。

・コーヒーの味がなぜいつの間にか美味しく感じるのか、苦味やコクもそれが記憶のライブラリーから来ること、コーラはまさにコカとコーラから来る「薬物」スタートであったことと、コーラの歴史

・お二人とも、世界史が詳しいですね

・コーヒーが大好きですが、その背景にある記憶も関係しているというお話。
妥協しない姿勢。

・コーヒーの多様性が細菌によって生まれた可能性があること、美味しいと感じる正体(苦みとコク) コーラの世界征服の歴史

・コーヒーについて
コーヒーは最初は「実」だったこと。 コーヒーの流通もオランダやイギリスが関わってたこと(今までのタヨデミアさんとつながる)。 コーヒーハウスがジャーナリズムの場であって当初は男性しか入れなかったこと(これはお酒のパブではなくて。 カフェだから真面目な話ができたであろうということ)。コーヒーは「コーヒーさび」で品種改良されていき多様性になってたくさんの品種や風味ができた。 価格と品質が下落するところを、品評会という形で質の良いものは価値をあげていったこと。 「おいしさとは何か」という基準。 おいしさの中に記憶が関与しているところ。 味を感じる味覚にも「毒から身を守る」から感覚が鋭くなる「苦味」という防衛本能があったこと。 味覚は思い込みも含めて、とても深いところで総合されている感じであること。苦味のおいしさは、大人がおいしいと言っているものが蓄積されている部分もあるかもしれないこと(苦味のライブラリー)。 食の経験・思い出記憶の経験・文化の経験 で「味」が変化して深みを増すということ(まさか経験が味にまで味わいにまで活かされるとは思わなかったこと)

・コーラについて
本当にコカ・コーラはすごかった!とたくさんの点から思えたこと。 ex:ビールやワインやお茶はいろいろな種類、色々な好みがあるのに、コカ・コーラは「コーラと言えばコカ・コーラ」となっているところが凄い。コカ・コーラの「コカ」はコカインのコカだと知ってはいたが、木と実とがあったこと。医師が少ない環境でコカ・コーラが薬とされていたところ。ジョン・ペンバートンさんが「究極の薬を作りたい」というただその一点で開発されたこと(漢方薬的な位置づけ)。エイサ・G・キャンドラーさんが「スカッとさわやかコカ・コーラ」の原点だったこと。(このフレーズはコマーシャルで私の脳内にもある。印象深い)。 キャンドラーさんがCMに子供を使うなと言われて、サンタクロースを使っていること。第二次世界大戦中のさなかに、兵士さんたちにコカ・コーラが飲めるような環境を整えたこと。しかも軍の施設に瓶詰工場があったこと。ここでコカ・コーラが懐かしい味というコーヒーみたいな記憶の味として、もしかしたら兵士さんたちの癒しであったかもしれないこと(だとするとお互いにいいことがある飲み物だった)。 ペプシコーラとの関係。コカ・コーラがジャングルでも潜水艦の中でも飲めたということ。
さび病のおかげでコーヒー業界が繁栄して、紅茶文化もできて、両方たのしめること。コカコーラってコカ入ってたの!(←子供らにはなんでしらんの?と言われたけど)去年流行った自家製コーラとは入ってるもの(スパイスの種類?)が違うのかなあ?コカコーラの精神というか戦略だったのかわからないけど、軍に食い込んで、アメリカ人の心になっているのがすごい。

【ご意見・ご感想】+《太平・吉市からのお返事》

・二人の掛け合いが最高❣️
【太平・吉市】ありがとうございます!私たちが一番楽しんでいるのかもしれません^^

・今回3回目で拝聴しました。
これまでも面白かったののですが、一番度肝を抜かれる内容でした。
おもしろかった。目からうろこがボロボロ落ちる内容でした。
次回も引き続き楽しみにしてます。
【太平・吉市】リピートありがとうございます!度肝を抜かれた、と言われるとスゴく嬉しいです^^ 次回も気合を入れて準備させていただきます!

・お疲れ様でした!コーヒーもコーラもどっちも大好きです!人生経験つんでもっと苦いコーヒー飲めるようになります!
【太平・吉市】経験が私たちの味覚を育てているって素敵ですね。私たちも、もっと美味しいお話を提供できるように精進します!

・とても面白かったのでもっと知りたいなと思った時の参考資料教えていただけたら嬉しいです。
【太平・吉市】ありがとうございます。参考文献もどしどし載せていきますね!


・大変興味深い内容で、良い時間をいただきました。
コーヒーとコーラ飲みたくなりました!
【太平・吉市】ありがとうございます。一緒に歴史を味わいながら、黒い液体を楽しみましょう^^

・コカ・コーラの戦略がすごすぎます。戦時中での砂糖供給など官への取り入り方がすごい!サンタクロースが広告に出てきた背景が分かってすっきりしました。
【太平・吉市】コカコーラはスゴいですよね!でも実はですね(本編では割愛したのですが)ペプシ社の方が、今は大きな会社なんですよ^^

・明日コーヒー飲んでみたいです(11歳男)
【太平・吉市】あなたの大人の階段を、私たちは全力で応援しています^^

・初めて視聴しました。魅惑の2つの黒い飲み物の対比 テーマの取り上げ方が絶妙なうまさだと思ったし、内容も充実していたので、次回も期待しています。
【太平・吉市】嬉しい褒め言葉をありがとうございます。次回も頑張りますよー!

・インドが元々コーヒーの実がよく採れていたけど、サビ病の伝来でほぼ全滅とは知らなかったです!誰かに話したくなるコーヒーのお話でした。
コーラのグローバル化の象徴という考えは今までなかった、コカコーラのような特徴を持った他のものもあるのかなと気になりました!
【太平・吉市】人間だけでなく、動物・植物の病気が、私たちの文化に強い影響を及ぼした歴史はいろいろありまして。調べるとスゴく面白いですよ(アイルランドのジャガイモ疫病など)コカコーラほど、大成功した他の事例。なかなか見つからないんですよ。それだけコカコーラがスゴいのかもしれませんね。(本編では割愛しましたが、ペプシ社は現在はコカコーラよりも大きな会社です☆)

・自分は読むはずの無い本を読んでいる気になります。偶発的に?知識や視野が広がり、有り難いです。
【太平・吉市】それはとても嬉しいです^^ 皆様の代わりに本を読むようなサービスなのかもしれませんね^^

・どこまでも人間は人間なんですねえ
【太平・吉市】実に

・コーヒーはカフェインありきという頭があり,それでもノンカフェインコーヒーでも遜色なく楽しめてしまうことを不思議に思っていましたが,今日,その謎が解けた気がします
【太平・吉市】何かスッキリするところに繋がったようで、嬉しいです!カフェインだけじゃないってのは、私たちもビックリな発見でした!

・今回も面白かったです。コーラは体に良くないイメージでしたが、イメージが変わりました。コーヒーの話もなるほどと思いました。
【太平・吉市】私たちも、コーラに対してかなりイメージが変わりました。最近はハンバーガーのときにコーラばかり飲んでいます(笑)

・講演のスライドに時間掛けていただき、楽しく拝見しています
【太平・吉市】ありがとうございます!情熱多め混入で作成しています^^


・久しぶりにコーラを飲みながら聞かせていただきました。多様性と均一性の対比がおもしろかったです。昔はコーヒーは嫌いでしたが、好きな人と同じものを飲みたくてコーヒーを買って、今は毎日飲んでいます。おいしいと感じるのはまさに記憶と共感ですね。
【太平・吉市】私たちも驚いたのですが、記憶と共感ってスゴく大事なんですね。好きな人と同じものを「おいしい」って言えるのは、やっぱり嬉しいですね^^

・コーラが薬として売り出された歴史的背景を調べてみたいと思いました。メキシコでは現在も風邪をひいたらコーラを渡されます^ ^
【太平・吉市】メキシコ!興味深いお話をありがとうございます。ちょっとメキシコも調べてみます^^

・もう少し、ゆっくりとお話された方が良いと思います。
【太平・吉市】ごめんなさい^^; 我々は絶滅危惧種の早口多弁族なんです。あたたかく保護してください^^

・世界地図を使って説明してもらえると、とても分かりやすいです。
前回から子供(高校生)と一緒に見ています。学校の、どの講義よりも面白いと、私よりメモを取りながら見ています。
「日本だと江戸時代ですね」と説明してくださるので、時代の繋がりも分かりやすいです。
参加しているうちに世界が身近に感じられるようになってきました。
次回も楽しみにしております。
【太平・吉市】お子さんと一緒のご参加ありがとうございます。今後も『時代の繋がり』が分かりやすいように展開していきますね^^ 記憶のネットワークが広がって、タヨデミアをより楽しく味わえる!そんな世界を作っていきます!

・濃密な内容がぐっと凝縮されていて勉強になった.ありがとうございました。
【太平・吉市】ありがとうございます。次回も気合入れます!


・聞き流すのは勿体ない。タヨデミアさんは、そんな風に思える会です。
いつもありがとうございます。
今回は、「人類を魅惑した黒い液体」という表題。コーヒーとコカ・コーラに共通点が色以外にあるの?と思いながら拝見させていただきました。
どちらも私が思っているよりも歴史が古くて意外でした。今回はコーヒーでしたが、紅茶も含めてティータイムは情報交換の場、あるいは顔合わせの場として活用されていた。女性は当時は入れなかった。商談、政論、文化文学、の交流の場として存在していた。水を飲みながらの会話でもなく、お酒でもなく、ティータイムだからこそできる話があるのだろう。それは人間のみがしていること。 香りや味、深みを「楽しみながら」「味わいながら」会話するなんて、なんとステキなことだろうと新発見した気持ちでした。(もちろん素敵じゃない場合もあるでしょうが、そこはおいておきます。)余談ですが、じゃあハリーポッターの「バタービール」はこの部類にはいってもいいかな?もしかしたらバーチャル世界でもこんなことがあるかな?など、ファンタジー世界にまで想像を巡らせて楽しみが膨らみました。 それから「おいしさ」について。香りもそうですが味以外に「記憶」の味があるというのが新しいものでした。 認識はあったのに、そして私自身 味や香りで思い出すことがあったのに、それを味わいの中に入れていなかった。薬のプラセボ効果のように「おいしくて幸せ」という中には、記憶も混ざっている。だからこそよりおいしく感じる。そして集団意識やっ蓄積、信頼できる人がおいしいと言ってたから美味しいという、味わいにまで 思い込み、想い出という心の部分もあるというのが目からうろこでした。苦味もおいしいに変わる。(もちろん味蕾の変化もあると思いますが)もしかしたら人生も、苦かろうと何だろうと旨味に変えられるのかもしれない。生きているだけで丸儲け、というところは、幸せというところも含めて、苦味まで美味しいになるのだと思えました。新しい視点がうれしかったです。事実から拾い上げて、経験値にする。私を作っていく。それが少し楽しみだと思えるようになりました。ありがたいことでした。
コカ・コーラのすごさも驚きでした。ビール、コーヒー、紅茶、お茶、たくさんあるのに、コーラと言えばコカ・コーラのみ。「究極の薬を作りたい」というペンバートンさんの思いから出来上がったコカ・コーラ。愛と情熱がそこにあったんでしょう。と感じました。キャンドラーさんんもシンプルに食い込んでいって。そしてカフェインとコカイン。現在のエナジードリンクみたいな位置にあったんでしょうね。それとCMにサンタさんを登場させるセンス。そして兵士さんたちにコカ・コーラが届くようにした。 日本はおそらく食料も水も大変でしたでしょうに、そこに、コカ・コーラという癒しがあった。(コーヒーのところの記憶の味)戦地でも潜水艦の中でもジャングルでも飲める。発想もすごいですし、実行した軍もすごい。 これをお聞きして、ディズニーが戦前~戦時中に白雪姫のアニメを作り上げていた。当時の戦艦で見ることができた。ことを思い出しました。たまたま戦艦で白雪姫を見た軍人さんが、日本の負けを確信したそうです。技術も心意気も、とてもかなわないと。 これは、コロナで戦時中と言われる今にも活かせるのではないか?とも思えました。日本はどちらかというと、耐える美学。楽しみもないと、癒しもないと、疲弊して我慢も続きませんよね。我慢する中にも楽しみを。私自身昭和生まれなので追い込んでなんぼになってしまいますが、今後の生活に今日の学びを活かしていきます。ありがとうございました。
毎回ステキな話をありがとうございます。次回も楽しみにしていますね。
【太平・吉市】勿体ない御言葉をいただきまして、恐悦至極にございます。知れば知るほど、共感すればするほど、味わいは深くなり、また受け入れていくことができる、というのは私たちにとっても驚きで、そして救われるような思いがする内容でした。タヨデミアは「学ぶのは楽しい」ということを、皆様にお届けしたい、という情熱で出来ているのですが、学べば学ぶほど『学びの美味しさ』も深まっていくということを、強く支えられたような気持ちが致しました。
色々な受け取り方があって、色々な思いがあって、多様な切り口がありますが、ところどころ苦い味わいも『コク』として伝えられるような、そんな会に昇華していきたいと願っています。
これからも精進いたします^^

皆様。今回もありがとうございました。次回もお楽しみに! 太平・吉市

サポートは、太平・吉市の『元気の素』になっています。
本当にありがとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?