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第11回アンケート結果+お返事『ダーウィンも驚きの毛皮と人類の狂おしい歴史』

第11回タヨデミアのアンケート結果です

合計63名の方にご参加いただき、31件のアンケートをお寄せいただきました。
沢山のご回答ありがとうございます

満足度(10段階評価) 平均:8.42 中央値:9.0

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次回の参加意欲(5段階評価) 平均値:4.48  中央値:5.00

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今回が何回目の参加ですか? 平均:2.96(回数は分からないを除外して算出)

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会の時間の長さはいかがでしたか?

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内容の難しさはいかがでしたか?

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【印象に残った内容について】

毛皮の呪術性

沈黙貿易を明日からやってみよう!

狂おしい

リス5000匹

毛皮が短期間で効率シベリアを踏破させたエピソード

クロテンすごい。

アメリカの半分の人が進化論を信じてないこと

「狂」に秘められた人類の毛皮をめぐる歴史に触れて、人間の飽くなき欲求って怖ろしいと思いました。

リスペクトから始まったのに、虐殺へ至ってしまうところですね。ヒトの業を感じました。

人類が不適者を助けるために協力するという点や苦難な環境の時に成長するという話と、リスペクトを失い欲に狂っていくという話

毛皮がない人間と、その他の動物のこと

毛皮について、医学的生物的な面と社会的面の両方から見ている点が楽しかったです。

ダーウィンの進化論がそこまで信じられていないこと

人間が毛皮を失った理由について明確な答えが出ていないというのが印象的でした。チャットでもどなたかが指摘しておられましたが、私も感染症説の可能性もあるのかなと思います。たまたま読んだことのあった本(ファンタジーで完全にフィクションですが)の中に、ノミやダニを媒介にして感染する致死性の高い病が流行し、一国を滅ぼしかねないという状況の中で、感染していない人々が衣類を脱ぎ、体毛を剃って裸で隣国に脱出するという描写があったので、余計に頭に浮かんだのかもしれません。感染症が原因であれば、進化論にも矛盾しません。ただ、進化論については、それだけで説明がつかないこともあるように感じています。たとえば電気ウナギのような特殊な性質を持った動物です。進化論的に言えば、突然変異でたまたま電気を発生させることができる個体が生まれたということになってしまいますが、そんなことがあり得るのか…いつか進化論についてもタヨデミアでとりあげてほしいです。

人類の進化の中で失った毛皮に対する「憧憬」という話で猫を撫でて癒されたり、ファーが流行ったりすることで納得しました。また毛皮の貿易について歴史の授業で交易品として使われていたのは知っていましたが金や宝石のような欲望の対象となっていたことに驚きました。

毛が薄いというハンデがあったからこそ、コミュニケーションが増えて、優勢になった事。

狂という漢字を漢字で書くとけものへんにに王と書くというのは、今回のテーマをよく聞くと分かりやすく、意味深いと思いました。

リスの数

人間は毛皮を捨てたけれど、その代わりに知恵(創意工夫)・社会性(協力し合う)等を獲得して来たという事。進化論のダーウィンが適者生存の原理について最後は、人間の事の故に噛み合わない様にも想い、迷っていた事。

最初は小動物を 手に入れてたことや、気候の関係で毛皮を使うことがなかったこと。 そういうことは発掘調査などでの 石器 から推測できること。 世界史においての オーストラリアと ロシアのように 、 何も考えず温暖な気候であれば 工夫をしなくても作物が取れるので あまり編み出すようなことはされていないが 、 寒い時 あるいは 資源が足りない時など 人は窮地に陥ると 頭をひねって工夫を生み出す。人であれ動物であれ 「尊敬する」「 お互いを大切にする」 そういう気持ちが ずっとは続かないこと。 欲というものが ブラインドになってしまう こと。 でも生きている以上 食欲も含めて欲であるということ。

【ご感想】+お返事

図などありわかりやすかった。
《太平・吉市》
ありがとうございます。図は大事ですね、分かりやすく伝わったのなら嬉しいです^^

毛皮を被って踊って喜びたい
《太平・吉市》
そうですね。もしかしたらハロウィンの仮装パーティも同じような喜びがあるのかもしれませんね^^

今日も盛り上がっていました!楽しかったです!
《太平・吉市》
ありがとうございます^^ 盛り上がってまいりましょう!

多様性を認めないという人の価値観を多様性推進派は受け入れることができるのでしょうか。
《太平・吉市》
それについては太平・吉市は頻繁に議論しているのですが、今のところ「多様性を認めないという価値観の人」もいて、初めて多様性と言えるのではないか?というようなところに落ち着いています。物理的に攻撃されたら嫌ですけれどね^^; その場合は逃げます(笑)

知らないことを色々聞けて面白かったです。
《太平・吉市》
面白かったと聞くとすごく嬉しいです^^ ありがとうございます。

人間の欲望が原動力になった時の行動は目をみはるものがあるなあ、強く感じた話でした。
今回も興味深い内容を、丁寧に掘り下げわかりやすく伝えてくださって感謝いたします
《太平・吉市》
そうなんですよね。欲望が原動力となって、色々なものが発展し、その恩恵に預かりながら生きているのだと感じます。こちらこそ、いつも遊びに来て下さってありがとうございます^^

いつもテンポよくお話いただき、とても楽しく拝見しています。次回も楽しみです。
《太平・吉市》
こちらこそ、いつもご視聴ありがとうございます^−^ 次回も是非、遊びに来て下さいね^^

人類に毛皮がないことが当たり前すぎて考えたことがなかったので興味深かったです
《太平・吉市》
私たちも、今まで考えもつかなかったことに触れることができて喜んでおります^^また遊びに来て下さいね☆

面白かったです。安定の面白さです。テレビ以上。「タヨデミア」
《太平・吉市》
過分にお褒めいただき、恐縮しつつ、喜んでおります^^ 次回もしっかり練り上げてお伝えします!

こういう、ちょっとゆるい感じの教養の話は、ネット配信ならではですね。テレビ番組ですと、好きでもないタレントの顔を見なければなりません。かといって、大学の公開講座などでは、固すぎて、とっつきにくい場合があります。その隙間を埋める、良い企画だと思います。
《太平・吉市》
企画自体をお褒めいただき、ありがとうございます^^ ゆるく、ノンビリ聞ける番組・チャンネル作りをイメージしていましたので、嬉しいです。YouTubeでは今後「番外編」も展開いたしますので、良かったらそちらの方もよろしくお願いいたします^^

人類のすばらしさと狂おしさ、それこそ人類の本質のような気がしました。やはり、他の生物とは違う生き物だと感じました。
裸になったのは、感染症などに対してメリットがあった点や、個人的にはタッチングの効果があったのではないかと思っています。何の確証もありませんが(笑)
《太平・吉市》
そうですね。今回の準備を通じて、私たちも「素晴らしさ」と「狂おしさ」に揺さぶられ続けるような体験をしました。裸になったのは、本当に沢山の説があるようで、仰るように「感染症対策」や「感染症によって毛が多い種が淘汰された」、他には「よく歩くようになって、脳を守るために体温を下げた」など様々です。もしかしたら「タッチング」の影響もあるかもしれませんね^^ 

お二人がとても良い感じに講座を進められるので、とても楽しく、あっという間に時間が経ってしまいます。ありがとうございました
《太平・吉市》
ありがとうございます。「あっという間」と言われると嬉しくなってしまいますね^^ また遊びに来て下さいね☆

大変面白かったです。次回も楽しみにしています。
《太平・吉市》
ありがとうございます^^ 是非、次回も遊びにきてくださいね^^

以前毛皮商と付き合っていたのですが、狂おしいという表現に納得できました。
《太平・吉市》
そ、それは特殊なご経験ですね!「納得できる狂おしさ」について詳しくお伺いしたいです!

今回も楽しかったです。いつもテーマはどのように決めてらっしゃるのですか?ダーウィンの進化論と毛皮についてが一緒に語られるのは不思議でしたが、お話をきいてみれば自然な流れだと思えました。進化論は幼い頃からきいているのでなんの異論もなく信じていましたが、本当に正しいのかわからないですよね。クリスチャンではないので流石に神が人間をお作りになったとは思えないのですが。
人間は毛皮を脱いで、環境に馴染むべく知恵を使い文明を作り出して発展していったのに、結局いつまでたっても自分たちの手で破壊を繰り返しているんだなぁと昨今の世界情勢も併せて思いました。次回も楽しみです。
《太平・吉市》
いつもご視聴ありがとうございます^^ テーマ決定のやり方ですが、毎回講座を作るときに「アレも面白い」「コレも詳しく知りたい」というようなサブテーマが出てきますので、それらを「タヨデミア候補」としてストックしています。一応、向こう3ヶ月くらいは「予定テーマ」として決めており、準備を進めているのですが、毎月のタヨデミア公開講座の後に2人で行っている「反省会」で

「やっぱり、毛皮について喋りたい!」
「えー。面白いけど、マニアックになりすぎない?」
「マニアックなのがタヨデミアだろ?俺たちが面白くないと、絶対ダメだよ。毛皮面白いだろ?」
「よっしゃ。来訪者減るけど毛皮でいくか!」

みたいな感じで決まっています^^;(ちなみに「毛皮」テーマ。喋っている方は、全タヨデミア中で1−2位くらいの愉しさでした。90分に納めるために、大部分をカットし簡略化したのですが、YouTubeで番外編としてシルクハットなど展開したいと思っています)

楽しんでいただけて嬉しいです^^ また遊びに来て下さいね!

今回も楽しませていただきました。ありがとうございます。
《太平・吉市》
こちらこそ、ご視聴ありがとうございました^^ また遊びに来て下さいね^^

毛皮について今まで関心が乏しかったのですが、人類の始まりから国家の存亡にかかわるような価値まで知ることができて面白かったです。ヨーロッパの君主の肖像画で寒くもないのに毛皮のコートを羽織っている(太陽王ルイ14世とか)のをまた新たな視点でとらえられそうです。
《太平・吉市》
仰るように、毛皮を纏った肖像が実に多いですね。最高級の衣装を身につけているところを、時代に刻みたかったのかもしれませんね(私たちもハレ舞台で、良い服を着て写真を撮ったりしますもんね)
色んな価値観を共有できたのなら、嬉しく思います^^

今回は緊張してましたか?
《太平・吉市》
太平は緊張していました(笑)正確には緊張というより、動画編集用に「声を張らなきゃ」というのと、「滑舌」を意識しすぎて逆に変になってました^^; 太平は滑舌が悪いのが悩みの種でありまして、「あえいうえおあお」やっております^−^
吉市は平常運転でした☆

今回のテーマのお話しを愛護団体に聞かせたいと思いました。愛護団体は、感情的になることが多く、動物に関係することには、なんでもかんでも反対することが多くて冷静的に話しができません。新薬のことにも否定的です。困った人達です。医学部にも抗議しています。
《太平・吉市》
動物愛護団体。言われてみると、動物愛護団体の人達と直接お話しした経験って無いですねぇ。是非、1度、動物についての考え方をご教示いただきたいな、なんて思っています^^ 動物愛護団体のことは、全然分からないのですが、どんな組織でも「すこし極端」な意見を「ちょっと強め」に表現される方はおりますね^^ 攻撃が激しすぎなければ、嫌いじゃないです^^

タイトルを見て興味をもったので参加させて頂きましたが、とても楽しく学ぶことができました。こういう観点からダーウィンの進化論のことを考えたこともなかったので、拝聴できて良かったです。ありがとうございました。
《太平・吉市》
こちらこそご視聴ありがとうございます。私たちも驚くこと、発見が沢山ある回でした。進化論と創造論の対立構造でお話しを進めましたが、中には「進化的創造論」というのもあり、「神の意志によって進化がなされた」というような立場の説もあるようです。すこし極端な話になって申しわけございません。興味がございましたら、是非調べてみてください^^ これもまた面白いですよ!

みんなちがって、みんないい。いろんな見方や考え方をジャッジしないで受けとめられたらいいな。と思いました。←自戒
《太平・吉市》
ジャッジしないって難しいですよね^^; ほとんどオートマティックにジャッジしてしまいますもんね^^;

結論はなるほどと想える良い話でした。
けれど最初の方の話 進化論と創造論については、伝えたい話が有ります。現在の創造論は進化論を全く否定しているとは言えないのではないか?!と。進化論で説かれた地球の生成過程の順序は正しい、創造論はその背後に神という創造主の意思
の働きが有ったという考え方、進化論は創造主の存在&働きが無くて生成されたという考え方。それが進化論と創造論の現在の違いのはずですが。
《太平・吉市》
現在の創造論の考え方について教えていただきまして、ありがとうございます。19世紀の時点では創造論と進化論は完全な対極だったようですが、その後「創造論」のありかたも科学に合わせて多様になってきたのですね! 創造論の歴史についても、もっと勉強をしたくなりました。貴重なコメントありがごうございました!

いつも楽しく聞かせて頂きありがとうございます。 今回諸事情で 遅れて聴くことになり、ちょっと残念でした。(半分は聞くことができました。) お2人にとっての 「狂おしい」というポイントはどこか? と思いながら聴かせていただきました。 メモが取れていなかったのでうろ覚えですが、 お互いのために ちょうど良い範囲で暮らす、 というようなことが 人と動物の間でも行われていたことが とても 嬉しかったです。 けれども 人間は 色々と考えられるぶんだけ、 欲深でもあり、 統治してくれる人がいなければ 理性というものを働かさなくなるのか…。 と欲というものの果てしなさを知るきっかけにもなりました。 災害など 含め 全て都合よく 事が運んでしまえば 一体どうなるのか? バランスが崩れることで食料がなくなったりして 人は考えを改めるのではないか。 寒い地方で毛皮が発展したり 色々な工夫があることについても、 ピンチにならなければ、 あるいは苦しいことがなければ、 より良くしよう、 工夫してもっと 全体にとって良いようにやろう、 というような工夫は生まれてこないのかもしれない。 そんなことを思いながら聞かせていただきました。 健康な時に それが「普通」である。 病気になって 初めて 無理や無茶をしていたことを 反省して 自分の体の声を聞いたり食事から見直す、 睡眠や休息を見直す… ひょっとしたらそれと同じことなのではないかと 思いながら、 たくさん考えさせていただきました。 「狂おしい歴史」 それは日本史や世界史 などにとどまらず、 自分の中にもある、 そう感じました。 だからこその自律。 太平さんと吉市さんの講座、 一見バラバラなようで全ては一本に繋がっていた。 そう感じて愕然とした回でした。 いつも決めつけず あなたならどう感じますか というようなメッセージを感じています。今回も貴重なお話をありがとうございました。 自律、意識して行きます。
《太平・吉市》
互いのために丁度いい距離で暮らすって、すごく大事なことなんだなと思いながら、とても難しいことですね。私たちもちょっと気を抜くと、介入しすぎてしまったり、「将来的に考えるとあまり良くなかったな」と思うような無理をしてしまいます^^; 互いにとって無理しすぎずに、持続可能な形で、変化させていくというのは、神業なのかもしれませんね。
「普通」のお話しですが、通常「あたりまえ」過ぎて気がつかない身近なことに、意識を向けることができていくと、上記の神業に近づいていけるのかもしれませんね。やっぱり病気や怪我をしないと健康には気がつきにくいですし、自動車や電化製品も、壊れないと気がつかない「便利」があって。「不便」に至ってから肉体にも道具にも無理をさせて生きているんだなぁなんて、しみじみ考えたりします。
そんなことも「狂おしいところ」かもしれませんね^^

"ワクチン三回目接種した直後に拝聴したからか、なぜ人類は毛皮を無くしたか?のところのロジックが良くわかりませんでした。家住んだり、服を着たり、火を利用したのは、毛皮を無くした結果では?因果が逆では…?というもやもやから抜けられず…もう一回YouTube で観たらわかるかしら…"
《太平・吉市》
ご質問ありがとうございます^^
まず、仰る通り、火・家・服は毛皮を失った結果ですし、大まかな時系列的にも
毛皮を失う→火を使う→家を作る→服(毛皮)を作る、という流れです。

今回の前半のメインテーマである
「人類がなぜ毛皮を失ったか」の理由ですが
ダーヴィンもそこは分からなかったようなんです。
まず彼の考え方は、「適者生存(環境に適応できたものが生き残る)」でして
生物は常に変わった子(突然変異体)が生まれ続けていて、その環境に適応した個体が生きながらえて子孫を増やしていく、というのがベースなんですね。
つまり現在の結果(人類が毛皮を持っていない状態)から考えると、毛皮を失う方が「メリット」が大きいから、突然変異で毛皮を失った我々が子孫を残し続け「今の形」になっている、ということなんです。

しかし、毛皮を失うメリットもいくつかはあるのですが、デメリットと比較すると「あまりにも割りに合わない」
つまり毛皮を失うという「突然変異」をした「適者生存の原則」に当てはまらないということでダーウィンも悩んだんですね。

人類が毛皮を失うメリットは「毛皮を失い【弱くなる】ことそのもの」なのではないか?というのが、今回の展開でした^^
またYouTubeで公開させていただきますので、是非、みてやってくださいませ^^


今回も沢山のアンケートありがとうございました^^
皆様から頂いたお返事が、私たちの元気に繋がっています♪

もしもお気が向きましたら、タヨデミアを拡散していただけると嬉しいです^^
これからもタヨデミアをよろしくお願い致します。

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