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「永遠が通り過ぎていく」を観て

微々たる金額だが、鈴木が初めてクラウドファンディングに出資した作品が完成。
2019年12月20日(金)戸田真琴監督の映画「永遠が通り過ぎていく」を観に、アップリンク吉祥寺へ。
雰囲気の良い映画館で、クラフトコーラの伊良コーラが凄く美味しくておすすめ。

映画の内容について。
最初からクライマックスシーンを連続で観ているようで、初見では登場人物の人間関係や背景や心情を上手く掴みきれなかった部分があり、話の大枠を捉えるだけに終わってしまった。
例えば、監督の解説文や登場人物の背景を補完する小説などを読んだ上で、もう一回映画を観たい。とはいえ、「アリアとマリア」「Blue Through」の台詞回し等を鑑みると、この映画の上映前に発売されたエッセイの内容と重なる部分があるように思える。
また、演者の台詞は無いが圧倒的な画力(えぢから)をもった「M」が最高。
大森靖子さんの同名の楽曲に載せた映像に、ぞわっとしたものを感じた。
そして、この映画が監督自身の人生の総決算かのように思えたのだ。

映画終了後の出演者挨拶では、演者の方々が「自分が出演した映画で無いようだ」のような内容を話していたのが印象的だった。

もう一回観たい映画だ。

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