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TRPG制作日記(406) 逢魔時、鬼

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、プレイヤーが妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。

現在、妖怪のカードの制作を行っています。


C053
カード名:逢魔時[おうまがとき]
攻撃力:20
効果:この妖怪が場に存在してる場合に、自分妖怪が破壊された時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、手札から妖怪一体を召喚する。また、ターン終了時に自分の墓地の妖怪一体を対象に手札から発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪を召喚する。
解説:黄昏をいふ。百魅の生ずる時なり。世俗小児を外にいだす事を禁む。逢魔時とは黄昏の薄暗くなった時間帯で、妖怪の時間の始まりである。王莽時とも言うが、これは王莽が前漢から簒奪して新朝を興したが、暗殺されて後漢が始まり、昼夜の境を前漢と後漢の間である王莽の時代と比したからである。【逢魔時の世界に周囲の者を招く(逢魔時の世界では妖怪は強力になる)】


C054
カード名:鬼[おに]
攻撃力:100
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、この妖怪に「金棒」を装備させる。金棒を装備したこの妖怪の攻撃力は50上がる。この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説:世に丑寅の方を鬼門といふ。鬼を描く場合には頭部に牛の角を書き、腰には虎の皮をまとわせるのが普通であるが、これは丑寅(北東)に鬼門があることから、牛と寅の二つの要素を合わせたためである。中国では人間は死後、魂魄の魂は天に昇り神になり、魄は地に帰り鬼になると言われている。【相手を怖がらせる】【戦闘+2(金棒なし)】【戦闘+4(金棒あり)】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG

逢魔時は夕方で、妖怪が現れる時間のことです。妖怪が現れるので、手札から妖怪を召喚する効果を設定しました。

元々、鬼は100%の貫通効果(妖怪を破壊した時に対戦者にもダメージを与える)だけにしていましたが、強すぎるので、この効果を六面ダイス4以上と制限することにしました。

代わりに金棒を装備する効果を与えました。

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの妖怪は、基本的には攻撃力は150以下なので、金棒を装備した鬼は強力です。

このTRPGの対戦においては、対戦者は一度でも攻撃を受けると退場なので貫通効果は強力です。うかつに、攻撃力100以下の妖怪を召喚できなくなるので。

たとえば、相手が逢魔時を召喚している場合に鬼を召喚すれば、相手の場にどれほど強いようかいがいても、二分の一で勝利できます。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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