【舞台芸術のツボ】洗練されたビジュアルと圧倒的なテクニック!パフォーマーYAYAさん
通いつづけることで見えてきた「舞台芸術のツボ」
こんにちは。舞台芸術をこよなく愛する19歳、なかおたいようです。(@butaigeijyutu)。ぼくは、5歳のときからずっと大道芸、マジックや落語など舞台芸術が大好き。
忘れられない思い出を通して、舞台芸術を楽しんだ「ツボ」を少しずつ綴っていこうと思います!
ジャグリングやパントマイムなどが得意なパフォーマーのYAYAさん。
ぼくと同じ福岡県出身で、ジャグリングの世界大会で準優勝したこともある、超実力派のパフォーマー。
九州を拠点に日本全国、のみならず世界各地で活躍している方で、ぼくは地元福岡の「志免祭」「キャナルシティ博多」「IN THE BOX 」「九州•レディスタンス大道芸」(オンライン配信)で観ることができた。
常に新しいパフォーマンスや衣装を取り入れていて、毎回楽しみの1つ。
いつも多才でかっこいいパフォーマンスを披露してくれるYAYAさん。
まずはモニターが内蔵されたカバンを使ったパントマイム。モニターに色々な映像や画像が映し出され、それに合わせてコミカルな動きを見せる(下のプロモーション映像の0:29~)。
次々に変化するモニターとYAYAさんの表現が
かけ合わさってワクワクする。
壁から脱出するパントマイムも見ていて本当に楽しい!
ほかにも、マトリックスのように体を後ろに倒すパンケーキの技も見どころ。
YAYAさんの代名詞、BOXを使ったジャグリング。(写真:2011年撮影)
YAYAさんが操る複数のBOXが高く積み重なると、なんと月と太陽が現れた‼︎
まるでYAYAさんの人差し指の上で宇宙空間が広がるみたいだ!(写真:2020年撮影)
その洗練されたビジュアルとテクニックに、ぼくはすっかり魅了された。
苦手なリハビリも楽しい雰囲気で乗り越えられたピンポン球キャッチ
日本人に馴染みの深いお箸を使った、ピンポン球キャッチも好きなパフォーマンス。ぼくがお箸を使うリハビリPTをしていた時の事。
訓練士の方に「YAYAさんがピンポン玉をキャッチするパフォーマンスがあってですね…」と目の前にあるビーズをヤキモキしながら箸で掴んでいた。
訓練士の方も「それは、すごい技やねー。どんな風にすると?」とこういう会話をしながらのリハビリ。
YAYAさんのこのパフォーマンスを思い出すと楽しくできる。YAYAさんのようには箸を操れないけど、少しでも上手くなりたい。
2016年のキャナルシティ博多では、YAYAさんの隣でKAMIYAMAさんのパフォーマンスを一緒に観るという、ぜいたくな時間を過ごせた。
ぼくに気づいたYAYAさんが、「あ!やっぱりお兄ちゃんも観に来るよね」と声をかけてくれたのも嬉しかった。
YAYAさんのパフォーマンスを初めて見れた日
そんなYAYAさんのパフォーマンスを初めて観たのは、2012年のころ。ぼくの住んでいた地域のお祭りでのことだった。
会場は離れた位置に3カ所ほどステージがあったので、はじめはどこでYAYAさんがパフォーマンスをするのかわからなかった。
「どこにいるのかな?」と思いながら、歩き回って探していると、遠くから必殺仕事人のテーマ曲が流れてきた。
「あっ!YouTubeで見たYAYAさんが使っている曲だ。」ぼくは曲のかかっている方へ全力で走っていった。初めて観れたYAYAさんのパフォーマンスを今でもはっきりと覚えている。(写真:2011年撮影)
シガーBOX※を使う芸を観れたのは、YAYAさんが初めてだった。
BOXが重なり合うたびに聴こえてくる温もりのある木のリズミカルな音。
温かさが感じられ、とても心地いい。
BOXはゆっくりと弧を描く様に宙を舞いYAYAさんの胸の中に綺麗に収まる。
技が決まる度にシンボルや絵柄が変わっていく。
バランスをとったり、踵を使ったりしてBOXをキャッチする技は本当にかっこいい。
※シガーBOX…ジャグリング道具の1つ。2つの箱で1つの箱をはさんで持ち、落とさずに操る。昔使われた葉巻の箱に似ていることから、この名前がついた。
2021年には、コロナの緊急事態宣言が解除されたこともあり、福岡ではイベントが少しずつ開催されるようになった。イベント解禁後、最初にYAYAさんのパフォーマンスを観れてとてもうれしかった!(写真:2021年撮影)
これからも、クールで楽しいYAYAさんのパフォーマンスをたくさん観たいと思う!
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