【舞台芸術のツボ】クラシカルなコメディを楽しむなら!YEN TOWN FOOLsのクラウンショーはいかが?
通いつづけることで見えてきた「舞台芸術のツボ」
おはようございます。たいようです(@butaigeijyutu)。ぼくは、5歳のときからずっと大道芸や落語などの舞台芸術が大好き。忘れられない思い出を通して、舞台芸術を楽しむ「ツボ」を少しずつみなさんにお伝えできればと思います!
今回ご紹介したいパフォーマーは、道化師びりさんとクラウンブッチィーさん。YEN TOWN FOOLs という二人組で活動している。
それぞれソロで10年ほど活躍していたおふたりは、本格的なクラウンショーを作るため、2002年にグループを結成したそう。
『子どもから大人が一緒に安心して笑って楽しめる』をコンセプトに、子どもも大人も楽しめる劇場にいるかのようなシアターショーをしています。
とにかく楽しすぎる!ショー・タイム
初めてふたりのショーを観たのは2013年。
福岡県北九州市にあるリバーウォークでのイベント、「リバーウォークサーカス」でのこと。
オープニングからこんなに楽しかったらどうなることかと心配になるほど、楽しい!
曲も自然と身体が揺れてしまうようなリズミカルな曲だし、コミカルな振付も見ていてすごく楽しい!
そして、ストーリー展開も魅力だ。ぼくの予想を遥かに超える展開が次から次へと繰り広げられ、圧倒されてしまった。
最後にはびりさんが寒そうな格好になってしまったにもかかわらず、踊って
ブッチィーさんと一緒に片手を上にあげてキメポーズ!拍手がまきおこった。
おすすめの演目
▼「CANDY」
ヨーロッパのクラウンにとって伝統的な演目。
Yen town Fools の作品の中で唯一、オリジナルではないけど、食いしん坊のブッチィーさんはチョコをほんとうに美味しそうに食べるところが見どころ。うっとり目をつむって踊りだすのが楽しい。思わずぼくも、チョコレートを食べたくなる。
▼「POLKA」
東北大震災の後におふたりがつくった作品。
クラウンのもつ愚かしいほどのひたむきさを表現したかったとのこと。
観る人によって、命の話や、子育ての過干渉の話のようにとらえることもできる、不思議な作品。
でも、おおもとは、優しい物語で、花の苗に水をやり、雨風から守っているふたりの姿は詩的に見えた。
ラストでは、止まってしまうふたり。そして対照的に赤い花が咲く。大切に育てられた恩返しで、新しい生命である花が咲くそのシーンが印象的で、観客からはしずかな感動の声があがる。
▼「Over The Rainbow」
ブッチィーさんのサックスと、びりさんの歌声に聞き入ってしまう。譜面から飛び出す色とりどりの音符。あんな風に音が手にもてたら楽しいだろうな。
道具も自分で作るので、道具の工夫が大変だそう。
うれしいハプニング!トイレでのぐうぜんの出会い
2017年、熊本県合志市でのシアタークラウンフェスティバルにて。
男子トイレの中での出来事。
YEN TOWNFOOLsのロゴの入ったTシャツを着ていた大柄な容姿。
すぐに分かった!
思い切って「ブッチィーさんですか?」と声をかける。
「そうだよ。今からリハーサルなんだよ」
もう1人、出てきた方が、何故かびりさんに見えた。
「一緒にいればびりさんに見えるよね〜」
「ましゅさんだよ」
「えー!!」
もうすべて忘れてしまうほどの出来事だった。母にトイレでの出来事を身振り手振り、話した。
(実は、トイレは今までも何度か夢の様な予想外の出来事が起こる場所だ)
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