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Kindle作家になろう!#1


『本を書きたい』

ひと時代前なら「なに寝言いってんの?」って言われそうだけど、今の時代は違う。

SNSという世界で出来ないことなど無い。

ガッカリさせてしまうかも知れないが、このnoteは『Kindle作家のなり方』を記した入門書ではなく、『なりたい思い』を書いたnote。

でも、少し興味ないですか?
「なりたい」と宣言して行動すれば本当に「なれる」のか?

そして、たくさんいるのではないでしょうか?
「2023年。noteをはじめてみようと思います」という方。せっかくだし僕と一緒にこの1年で本を作り上げ『作家デビュー』しませんか?

無謀過ぎでありながらリスクゼロの挑戦。
それなら仲間は多い方がいい。
なにも「一緒にしたい人は名乗り出ろ」と言ってる訳ではありません。同じ挑戦をしている人を遠くから眺めて頂ければ…

そして今回が正真正銘の初めてのnote投稿。
ノウハウゼロが作家を目指す。

そんな調子で始まります。
第1回は「本を書く原点」
〜『記憶より記録』生きた証を〜


記憶より記録という生き方

記憶より記録
この言葉は僕のバリュー(行動指針)の1つ。

僕の行動指針の1つに、何故『記憶より記録』があるのか?これが「本を書きたい」という理由に少し繋がるので、まずここから話したい。

きっかけはライバル(友人)の突然の死。

それは数年前の今頃、仕事始めの日。
出勤の早い僕はその日も出社するとまだ部屋には僕を含めて3人だけ。新しい年ではあるが、いつもの風景。
すると突然、勢いよく扉が開き営業部で1番偉い方が慌ただしくうちの部署に入ってきた。

当時、僕は人事部。
「何事か?」と思いながらも、「新年の挨拶をしなければ」と急いで立ち上がった。

するとその方が僕に気付いて近づき、開いたノートパソコンをコッチに向け、ネット記事を見せてきた。

この方は僕が営業部時代に大変お世話になった人であり、入社した時の担当課長。僕に見せるということは互いの共通の話題であることを察した。

『今日未明。老人が運転する車が高速道路降り口を逆走。高速から降りようとした軽自動車と追突し、軽自動車運転手は間も無く死亡』

○○在住の会社員。○○ ○○(○歳)

まさかのライバル(友人)の名前だった。

何故、ライバルと呼ぶ?
それはオープニングスタッフの募集で、たまたま同時期に入社した、いわゆる同期。

何故、友達とは表現しない?
仲が良い、悪いで言うと…どちらかと言えば、後者だったかもしれない。同じ店で頂点を取り合うライバルであり同志であり戦友。

互いがいつも目の上のタンコブ。
互いの行動がいちいち鼻につく。

10年の戦いの末。組織が大きかった事もあり、それぞれ互いに違う店舗で頂点の椅子に座った。

『俺の方が上だ!』
会う度に、何気に自慢合戦…

話す時は、互いにポーカーフェイスで世間話。


負けず嫌い。尖った芸人タイプのアイツ。
太鼓持ち。お調子者芸人タイプの僕。

もし、ここで虚勢を張らせて貰うなら、勝ったのは僕。大抜擢され、先に頂点の椅子を獲ったのは僕だ。

でも分かっていた。優れてたのはアイツの方。
高い能力と努力で確実に正規ルートで椅子を勝ち獲った。

そこから、僕は違う道を選び(営業部から人事部へ)、アイツはその道の更なる頂点を目指した。

真価が問われるのは今からだった。


そんな時、アイツは突然居なくなった…


なんでやねん!?

悲しみと安堵と怒りと悲しみ
全てが急に襲ってきた。

意味が分からん!

だってプライベートで遊ぶことはないし!
「好き」でも無いし!
スタイル(思想)も違う!
会うのも3か月に1回程度…

どんな感情で受け入れるのが正解なん??

なんやねん!ほんまアイツは!!
アドラーは「すべての悩みは人間関係である」って言ってた。その人間関係が突如なくなった。
これってどうなんだよ!
このあと、どうなるんだよ!

どうなったか?

答えは「忘れてしまう」

忘れてしまうんだよね。
どんなに悲しくても、
どんなにムカついても、
フッとした瞬間に、

「昼飯何食べよ?」
「寝よ」
「あれしよう!これしよう!」
日々やることたくさんあったし
正直アイツのことを思い出したのも1年ぶりだし。

忘れるんよ。
どんなに辛くても、儚いし、悲しいくらいに。

決意も愛も友情も恨みも恋も感情も…

美化させて貰えるなら、『人は前に進むために忘れる』のだと。思い出せないくらいに。
都合の良い記憶に簡単に書き換えれるくらいに…

朝イチ。出勤して10分で味わった絶望。
だけど、昼過ぎには普通に仕事していた自分。

僕はその時、思った。
『記録に残そう。人は簡単に忘れる』

『記憶より記録』
社会人としてメモが大事だと散々習ったし、教える立場になって散々言ってきた。
でもメモが大事なのは仕事だけではない。
喜び、悲しみ、学び、怒り。

記憶は自然と忘れてしまうけど、
記録は捨てない限り消えない。

僕らは残さなけばならない。
大切な忘れてはならない受け継いでいくべきモノを。

だから僕はSNSで残す。文字、写真、動画、声。
そして、今回は『本』というコンテンツ。
生きた証とは『経験』。それを僕は『学び』だと確信している。僕は学びを本にする。忘れないように。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
これから積み上げ本を完成させようと思います。

2023 note初投稿。
記念すべき第1回目の投稿は

Kindle作家になろう
「記憶より記録」生きた証を

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