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趣味=会話の引き出し

異国の地に住んでみて、ここ最近実感するのが「趣味の大切さ」

初めて人とお話しする時、大体話題になるのが趣味について。休日の過ごし方やハマっているもの、どんなものに興味を持っているのかで話を広げたりする。共通点が多いほど、話が弾んで親しみを感じやすくなる。

以前中秋節の時に、とある日本人留学生と私の2人が教授の家に招待された。教授のご夫妻、そして親戚と一緒にBBQをし月餅を食べ、秋を感じるそごく素敵な会だった。
日本人留学生の私たちに、一生懸命日本に関する話題を振ってくれる台湾人の親戚達。日本旅行が大好きで毎年1回は日本へ行っているご夫妻。特に奥様は料理が好きで和食を動画で見て勉強していたり、ネットフリックスで日本のドラマにハマっていたりとかなり日本文化に親しみを感じているようだった。

私はドラマ好きなので、奥様のドラマの話には大体ついていけた。世代は違えど、好きなアーティストの曲も聴いたことはあった。しかし、私と一緒に招かれた日本人留学生はあまりテレビを観たり日本の音楽は聴かないようなので話を合わせるのに苦労していた。
逆に旅行の話には、私は少し苦労した。日本名所の知識が乏しいので、話を引き出せなかったり逆に色々教わったりした。

この経験で感じたのが、意味のないことなんて無いということ。学生時代にポップカルチャーに触れず、勉強三昧の日々を過ごしていたらコミュニケーションの引き出しが乏しくなってしまう。旅行、ドラマ、映画、読書、スポーツなど自分が好きな事はやっていいと思う。学生時代は資格を取ったり課題に追われたり、就活をしたりと忙しいとは思うけれど是非色々な事に触れておいて頂きたい。
それがいつどう役立つかなんて予想はできないけれど、きっとその引き出しの数は今後の人生を豊かにしてくれるから。

私自身も、せっかく留学に来ている訳だし、日々課題に追われて忙しいけれど、休日は旅行へ出かけたり、流行りのアニメを観たり、読書をして引き出しを増やしていこうと思う。(最近留学していて痛感するのは日本知識の乏しさなので日本文化や歴史が学べるオススメの漫画や書籍などあれば教えて下さい^^)




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