大学進学理由

台湾留学JPには台湾進学を目指す高校生が来る。
台湾進学には中国語学習が必要で、出願書類を準備するので、
高校生は台湾留学JPの中国語塾へ通い、進学書類を準備しにくる。
この過程で、台湾留学JPのとても大事な作業が含まれてる。

カウンセリングで台湾進学理由を一緒に考える

ことだ。その際は次のことを投げかけたりする。
・大学に行く理由は?
・人生でおもしろかったことは?
・大学で学びたいものは?
・台湾の大学に行く理由は?
・他の国ではなく、どうして台湾なのか?
・台湾進学のために何をしているのか。
・大学生活でやりたいことは?
・大学選択で譲れない要素は?
質問は多義にわたる。
このカウンセリングの目的の一つは、自分探し。
カウンセリングをへて、台湾である必要がないのではという判断に至ることもあるし、そもそもやりたいことがなかったり、好きなことがないという結論に至ることもある。それらをふまえて、台湾進学に向き合う。言うは易く行うは難しで、完璧にはできないが、台湾進学をサポートする身としてこの作業は大事な要素と考える。
それでも大学に進学して、あれ?と思うことはある。しかし、それは、台湾進学、ひいては大学進学のみならず、新しい環境にうつるときであれば、いくらでも起こることである。思った通りにいけば儲けもので、いかなかったとしても、別段気を落とすことはない。
台湾進学で言えば、とある学科に進学して、やりたいことと違うとなったとしても、台湾は中国語を話す環境、それは変わらない。やりたいことができないのであれば、中国語をしっかり身につけるなど、目標を変えてもいい。
台湾進学に限らず、どんなことで情報がありふれている世の中で、ついぞネット検索できるがために、さまざまな情報を得て、さも体験したような考えに落居いてしまうことがあるが、台湾進学をした人たちは、はじめて大学に行き、さらに外国(台湾)で、さらに外国語(中国語や英語)で授業を受け、外国で生活するというはじめてだらけなのだから、そもそもハードルは日本の大学進学する以上に高い。だからうまくいかなくても、なんらおかしくないし、自分がやりたいことがわからなくなったら、自分のいる場所を再認識して、台湾であれば、中国語をしっかり学ぶ、大学を卒業するといった、原点を見つめ直してほしい。

渡航中、たまたま似た状況に対する返答のがあった記事があったので、こちらに共有。

#毎日新聞 #人生相談 コラム #回答者ヤマザキマリ

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