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台湾の伝統的なお祭り『端午節』について知ろう!

こんにちは、みなさん!今回は、台湾の伝統的なお祭りである『端午節(たんご)』についてお話ししたいと思います。

『端午節』は、毎年6月に台湾で祝われる重要なお祭りです。このお祭りは、中国の伝統的な行事の一つで、日本では「端午の節句」として知られています。では、なぜ『端午節』が祝われるのでしょうか?

まず、『端午節』の起源は古代中国の詩人・屈原にまで遡ります。彼は、紀元前3世紀に暮らしていた人物であり、政治的な理由で入水自殺したと言われています。屈原を慕う人々は、彼の命日である5月5日に楝樹の葉に米の飯を糸で縛って、川に投げ込むようになった。これが、後に『端午節』として祝われるようになった起源です。

では、具体的にどのようなことが『端午節』で行われるのでしょうか?一番有名な行事は、「龍舟競渡(ロウチョウキョウド)」です。これは、特別な形をした船「龍舟(ロウチョウ)」で川や湖を競走するもので、見る人々も応援に熱中します。

嘉南薬理大学の留学生龍舟体験イベントの様子。
出元:https://www.cnu.edu.tw/news-single.asp?id=2726

また、『端午節』では、粽(ちまき)と呼ばれる伝統的な料理が食べられます。粽は、もち米を竹の葉で包んで蒸したもので、具材としては豚肉やナッツ、干しエビなどが入っています。日本のおこわに似てて、是非食べてみてください!

出元:https://food.ltn.com.tw/article/7405

さらに、『端午節』では、色々なイベントや伝統的なゲームも楽しむことができます。例えば、立蛋(りったん)。立蛋とは、『端午節』の期間中に卵を立てる遊びです。なぜ卵を立てるのかというと、立ったままの卵は幸運をもたらすと言われているからです。

友達や家族と一緒に卵を立てて、バランスを保ちながら競争してみましょう!

『端午節』は、台湾の文化や伝統を体験する絶好の機会です。留学生として、このお祭りに参加してみると、台湾の人々との交流も深まりますよ!是非、台湾留学の機会があれば、『端午節』を体験してみてください。