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撹拌ドリップでわかったこと

先日、たまたまうまく焙煎出来た浅煎りがありました。

それをROKPRESSOで9気圧を計りながら抽出すると、
すごくまろやかな味になり、驚いたのです。

浅煎りの抽出が得意ではない自分にとっては初体験の
「美味しい」
エスプレッソが作れました。

「9気圧」はそれほど、絞り切る圧力なのかと発見と同時に、今までの抽出は全然ダメなものだったんだなと痛感しました。

そこで、ふと思ったのです。

エスプレッソで「トロみ」が出るのであれば

ドリップでも抽出できるはず

浅煎りの場合、ドリップすると、
すっきりした口当たり、酸味、明るい香り
を感じる事がほとんどなのではないかと思います。

それに気づいてすぐ、エスプレッソで飲んだ豆と同じものをドリップしてみました。
その時に

普通にドリップしても「トロみ」は出せないだろう

でも、細かく挽いてドリップすると、きっと酸味がきつくなってしまう

サイフォンのように攪拌してはどうだろうか!?

思考回路がこのように働き、「攪拌ドリップ」をしてみることに。

レシピ
豆=15g
挽き具合=極細挽き
お湯=95度
抽出量=約230ml

攪拌ドリップをする上でのポイントは2つ

「蒸らし時にも攪拌」、「注いでいる時にも攪拌」

やり方はサイフォン に似ているかと思います。

流れとしては、

蒸らしの時にかき混ぜながら、約30秒

画像1

蒸らしを終えると、お湯を勢いよく注ぎながら、攪拌もします。

画像2

普通にドリップをしても抽出されない

「コクと甘味」

攪拌することにより、得る事ができました。

画像3

浅煎りを提供しているお店が、「なぜ攪拌しているのか」、がわかり、すっきりしました。

「攪拌」を知ってからというもの、最近はそればかりして抽出しています。

なんか上手く抽出できないな〜、と思った方は
ぜひ、試してみてください。

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