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【要注意】介護離職とビジネスケアラーについて【20代・30代の独身】

こんにちは、たいしょーです。

最初のあいさつと自己紹介の記事は読んでいただけましたか?

こちらの記事でWebライターやそのほかの活動を
始めようと思った理由をまだ書いていませんでした。

ここでそういたった理由を説明します。
それはズバリ『親の介護』がキッカケです。

そう!
ワタシは介護離職者であり
ビギネスケアラーの予備軍でもあるのです。
しかもこの問題、20代30代の独身の方には
他人事ではない問題なのです。
今回は介護離職とビジネスケアラーと介護・就業について、
解説・説明させてください。





「介護離職者」とは

介護離職とは、両親や身内の介護をキッカケに仕事を辞めることで、
そういった人を介護離職者と呼びます。

私も2021年12月に母が脳出血で倒れてから
当時の勤め先で仕事を続けるのが難しくなり、
契約社員だったこともあり、契約満了という形で離職しました。
そこから約半年は介護や身辺整理に時間を割いていました。
なのでちょっとイビツではありますが介護離職者に該当します。



「ビジネスケアラー」とは

今、介護離職者やヤングケアラー(学生でありながら介護もする人)と
並んで問題視されているのがビギネスケアラーです。
ビジネスケアラーとは、仕事をしながら介護をする人です。
ビジネスケアラーは広がりつつあります。
2023年3月には経済産業省が日本全体でのビジネスケアラー人数や
経済損失についての将来推計を公表しました。
推計では、2030年には家族介護者約833万人に対して
その約4割(約318万人)がビジネスケアラーとなり、
ビジネスケアラーの離職や労働生産性の低下に伴う経済損失額は
約9兆円に上る
とされる、と公表されています。



介護離職者・ビジネスケアラーとフリーランスの親和性

私もなっている介護離職者・ビジネスケアラーの転職として
よくみかけるのがフリーランスです。
フリーランスであることは家族介護(家族が介護すること)、
つまり介護離職者・ビギネスケアラーと高い親和性があります。
その主な理由は以下の通り。

  • 時間の融通が利きやすい(休みや休憩が自由で家事・介護しやすい)

  • 技術や経験をダイレクトに活用できる(追加の就学が少ない)

  • やりたいことや好きなことを仕事にできる(ストレスが少ない)

他にも理由はあると思いますが、多くはこういった理由です。

かくいう私も、文章を書いて人に伝えることが好きで、
パソコンの技術・知識・能力も一定以上あり、
そんな自分に向いている仕事を探していた結果、
Webライターという仕事にいきつきました。

こういった家族介護との親和性とメリットが合致しやすいことも
あり、介護離職後にフリーランスになる方は多いようです。



本当にフリーランスになることが正しい?

この話題でよく見かけるのが
フリーランスになることが正しいのか?
という疑問です。

私なりの見解になりますが、就業について正解はない、と考えます。
上記の政府の発表もあり、現在は大手企業を中心に
ビジネスケアラーに対する企業のあり方や制度の見直し等が
行われはじめています。
最終的には条件さえあえばフリーランスにならなくても
就業することは可能になるでしょう。
あくまで今は選択肢としてフリーランスを選ぶ人が多い、という話です。



最後に

いかがでしたか?少しは介護離職・ビジネスケアラーについて
知っていただけたのではないでしょうか?
今後、超高齢化社会になり
増加する介護離職者・ビジネスケアラーが
社会の中心になってもおかしくありません。
皆さんも他人事ではないかもしれないので
今のうちに備えてみてはいかがでしょうか?

以上、たいしょーでした。



今日の一言
木を見て森を見ず』。
自分らしくあるためにも介護に囚われすぎないように。

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