佐藤 太亮|haccoba 代表

Taisuke Sato|haccoba, Inc. Founder, CEO|#Cr…

佐藤 太亮|haccoba 代表

Taisuke Sato|haccoba, Inc. Founder, CEO|#CraftSakeBrewery #D2C

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拡大ではなく、増殖する。haccobaのロマンと戦略。

haccoba(はっこうば)が酒づくりをはじめて、いつの間にか約1年がたちました。原点となる、自分の妄想をnoteで公開してからは、約2年と4ヶ月。 信じられないことに、今ではオンラインストアで販売開始すると数時間で完売することもあります。小さいながらも、多くの方々と一緒にhaccobaを育てることができています。本当に、ありがとうございます。 日々酒蔵を営む中で、メンバーや微生物たちとたくさんの対話をしています。そんな中で見えてきた、haccobaがつくるべき未来を、少

    • 【発表】福島県・浪江町に、あらゆる醸造酒を醸す酒蔵をつくります。

      haccobaとして2つ目の酒蔵を、1つ目と同じ福島浜通りエリアの浪江町につくります! 諸事情で半年以上遅れてしまい「会社が潰れる…!」と本気で思いましたが、ようやく建築もスタートして2023年5月か6月頃には酒をつくれたら、という状態まできました。 現時点で空想している未来を、共有させてください。 どぶろく文化の誤読と復興haccobaの酒づくりは、どぶろく文化を勝手に拡大解釈をするところから始まっている。 自家醸造が禁止される前の時代に、各家庭で当たり前に楽しむことが

      • 楽しくて美味しいソーシャルアクションなら、きっと続けられる

        実は昨年、大切な家族が初期のがんであることが発覚しました。 ※おかげさまで、今は元気に過ごしています。 僕は恥ずかしながら、家族ががんになるまで、家族や自分自身の健康に気をつかうこともなく、過ごしてきました。 一気に押し寄せてくる様々な後悔とやるせない気持ち。 そんなとき、少し前にヘラルボニーの松田文登くんから聞いていた、小国士朗さんのこと、deleteCさんのことを思い出しました。 これだ、と思い、deleteCさんにご連絡をして、今回のコラボレーションが実現しました

        • haccobaと、仲間のこれから

          先日、本人のSNSでも発表があった通り、これまで一緒にやってきた立川哲之がhaccobaを離れることになりました。 約3年前の僕の妄想noteを見てくれて、本当に何もない時から仲間として一緒にやってきたので、寂しさや悲しさ、申し訳なさなどで、落ち込む気持ちもあります。 一方で、立川の新しい挑戦は全力で応援したいし、haccobaもこれからさらに力強く歩んでいくつもりです。 まだ僕から直接ご報告ができていない方がほとんどなので、まずは文章という形で素直な思いをお伝えできたら

        • 固定された記事

        拡大ではなく、増殖する。haccobaのロマンと戦略。

          「その他の醸造酒製造免許」取得までにやったことを公開します。

          僕たち haccoba は、2021年2月25日に「その他の醸造酒製造免許」を交付いただきました。 酒づくりの修行も含めると、動き出してから取得まで約1年10ヶ月かかりました。 これから新しく酒蔵をつくりたいと思っている方が、僕よりも楽にスタートラインに立てるよう、自分の経験を可能な限り簡潔にまとめて公開しようと思います。 必要だと思うことを取捨選択しながら実践してもらえると嬉しいです。 (あくまでも個別の経験談であり、これ通りに進めれば確実に免許をいただける訳ではない、

          「その他の醸造酒製造免許」取得までにやったことを公開します。

          お客さんと築きたい関係性を考え抜いた結果、クラウドファンディングをやることにしました。

          僕たちhaccoba(ハッコウバ)は、東日本大震災による避難で人口が一時ゼロになったまち「南相馬市小高区」に、2021年2月頃あたらしく酒蔵兼バーをつくります。それにあたり、Makuakeでクラウドファンディングを実施することにしました。 ▼Makuakeプロジェクトページ(9月15日14:00頃公開予定) https://www.makuake.com/project/haccoba/ もちろん「資金がカツカツだから応援して頂きたい」という切実な思いもありますが、どちらか

          お客さんと築きたい関係性を考え抜いた結果、クラウドファンディングをやることにしました。

          何かと大変な時期だけど、古民家を "CRAFT SAKE BREWERY" にリノベしていくことにした。

          時間だけはイーロンマスク並に働いた日々が、やっと落ち着いた。 というのも新潟の阿部酒造で修行をさせて頂いて早1年。酒造りの最も忙しい冬の時期が終わり、いよいよ本格的に事業準備に時間を割けるようになってきた。 ここ数ヶ月コロナウイルスという存在によって大変な思いをしている方が沢山いるので、もっと直接的に誰かのためになることに自分のリソースを使うべきではないかと考え直すこともあった。だけどこの状況を前に自分にできることは多くなく、結局ほとんど動けていない。素直に悔しいです。

          何かと大変な時期だけど、古民家を "CRAFT SAKE BREWERY" にリノベしていくことにした。

          人口がゼロになったまちで、ゼロからSAKEを醸す

          前回のnoteで書いたとおり、現在僕は新潟県の阿部酒造にて醸造家見習いの修行をしている。 全く体を使ってこなかった社会人生活から、ここ数ヶ月体力仕事をしていて実に健康的な生活を送れているなーと感じる。なぜかあんまり痩せないけど。 まだまだ修行の身だが、やっと情報公開できるような状態になってきたし、立ち上げでジョインしてくれる方を募集したい(超切実)のもあり、今回は「どういったブルワリーを作ろうとしているのか」を書きたいと思う。 ※思っていることをありのままで書きたいため、

          人口がゼロになったまちで、ゼロからSAKEを醸す

          阿部酒造で “醸造家見習い” はじめました。こっそり新潟移住してます🌾

          少し前ですが、2019年6月から新潟柏崎にある阿部酒造にて醸造家見習いとしての修行をはじめました! 僕の動向もそうですが、これから数年以内に間違いなく超超人気になるであろう阿部酒造のことも絶対知ってもらいたくまとめました。 阿部酒造HP:http://www.abeshuzo.com/ 起業初期に修行をする理由ブルワリー事業を進める上で、なぜ修行をするのか。「酒造りを学びたいから」という純粋な想いが一番ですが、それ以外にも実は理由があり、業界の実情を知ってもらうためにも

          阿部酒造で “醸造家見習い” はじめました。こっそり新潟移住してます🌾

          僕は酒造りの美しさに魅了されてWantedlyを卒業しました。

          このたび、約3年間お世話になったWantedlyを退職することになりました。こうゆう文章を書くのは別に上手くもないですが、Wantedlyを通して関わった方々に感謝を伝えたかったし、あわよくばこれからも共感して頂けた方々と一緒にプロジェクトをしたりしていきたいので、「退職に至るまでの自分の想い」を素直に書いてみることにしました。 当たり前にヒリヒリする仕事ができる環境まず何よりも言いたいことは、辞めたとはいえWantedlyは僕にとって最高の場所だったということ。そして自分

          僕は酒造りの美しさに魅了されてWantedlyを卒業しました。