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お風呂×ノート=アイデア?

入浴中、どうもうまくアイデアが捕まらない……と悩みながら、先日こんな記事を書きました。今回はその解答編です。

あれから、耐水ノートが届きました。
浴室にノートと鉛筆を持ち込み、湯船に浸かりながら書いてみたのですが……とてもいい!

この記事で、気づきをまとめようと思います。

書き心地、最高。

まず、書き心地がいいです。

「鉛筆で書く時の音」というと、あの独特な感じを想像していただけると思うのですが、まさにお手本のような音。
ずっと聞いていたい。気持ちのいい音。今、最も身近なASMRです。
プラスチック由来の合成紙であることも幸いしてか、なめらかに筆が走る感覚も、なかなか快感です。
さらに、湯船に浸かりながら書くと、通常よりだいぶ力を抜いても書くことができます。紙が丸々湯舟に浸っても問題なし。

音、筆の走り、筆圧……どれを取ってもありがたいのでした。

あとから見返さない

難点を上げるとすれば、お風呂のなかで使う場合、見直しには不向きということだと思います。

机に水をこぼした時、置いてあるプラスチックの下敷きが机にひっついてしまう場面を思い出してみてください。
ページ同士が水でくっついてしまい、乾くまではめくりづらくなります。
書いている最中でもページを飛ばしてしまったり、一晩経っても乾いていなかったりします。
普通のノートのような一覧性は期待できないかもしれません。
入浴後に写真撮って保存……みたいなことも試しましたが、上記の理由からおすすめしません。
入浴中に思考を整理するためのノートとして独立させて、印象的なアイデアはあとでEvernoteに写すことにしました。

空白と向き合うこと

このノートがもたらしてくれた一番の効能は、空白と向き合う時間を作れたということ。

お風呂の中で考えごとや調べごとをするために、スマホを持ち込むという人も多いかと思います。
ですが、スマホは目の前の情報や音に、ついつい気を取られがち。
リフレッシュする時間のはずが、やっていることは結局いつもどおり、思考も引きずられてしまうような気がします。
(お風呂×スマホも便利ではあるので、別の機会に紹介します)

その点、空白のノートと鉛筆だけを持って入浴すると、本当にぼけーっと考える時間が生まれます。空白の時間です。
そして、たまたま頭に浮かんできたことを、ゆるっと書いていきます。
脳内のひとり言を、文字に起こす感覚です。
数十分続けるうち、だんだん考えていることがはっきりしてきたり、別の話題につながっていきます。
ここからは運次第ですが、この繰り返しで新しいアイデアにたどり着けることが多いです。

大切なのは、ふだん意識していることや、忙しさはできる限り忘れて、ぼんやり考えることだと思いました。

一番リラックスでき、リフレッシュできる場所、それがお風呂。
そこで、空白の時間や空白のノートに、じっくり向き合ってみてください。
きっと新しいアイデアや、思いもよらない発見に出会えるはずです。

アイデアに渇いているあなたも、ぜひお試しあれ!

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