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組織における多様性ってなんでしょうか

組織における多様性とはなんでしょうか。外国人の採用?障害者の採用?女性の採用? どれも確かに多様性を高めるには重要なことだと思います。しかし、僕が一番重要だと考えるのは、今働いている人たちが、それぞれの個性を包み隠さず表現し、多様性の一部となることだと思います。

いま日本企業の中でも、イノベーション創出において多様性が必要不可欠な要素であることが認識され、さまざまな取り組みが進んでいます。

たとえば、服装、ドレスコートの自由化。これは消して働きやすいとか、そういうことではなく、本質的には、多様性を高めるための取り組みです。普段だいたい同じようなスーツをみんな着ていたのではその人の好きな色や個性は分からないことが多いです。服装を自由化することで、普段地味なあの人が実は垢が好きなんだとか、そういうことをその人がひょうげんでき、そして周りが認識できるようになる、それが服装自由化の本質です。

では多様性を高めるためにはどうすればよいでしょうか。多様性とは、僕は他の人の価値観や考えを認められることだと思います。ではどうやったら認められるようになるのか。そのためには、宗教、文化、哲学、学問など、さまざまな分野の教養が必要だと思います。そのためにはずっと組織の中にいて仕事ばかりしていたのではだめです。映画を見たり、さまざまな人と関わったり、旅したり、本を読んだりということが必要です。

日本の場合は終身雇用の中で、まだまだどうしても組織依存の価値観になっています多様性はイノベーションを起こせる組織文化の根底をなす要素です。どんど組織の外と関わり、学ぶことが必要だと思います。

#多様性 #組織文化 #イノベーション #インクルージョン

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